前半は両チーム攻め手を欠き、0-0のまま終了しますが、後半は一転して試合が大きく動きます。後半立ち上がりの50分、INAC神戸レオネッサは星川敬監督の采配により、前線でプレーしていた#8阪口萌乃のミドルシュートが炸裂。待望の先制点を獲得します。しかし、対するちふれASエルフェン埼玉は58分に相手のゴールエリア付近でボールを奪うと、#24吉田莉胡のクロスに#3松久保明梨が折り返し、最後は#8河野朱里。すぐさま同点に追いつきます。その後は互いにシュートを打ち合う激しい試合展開となりますが、スコアは動かず。EL埼玉はリーグ首位を相手にアウェイで貴重な勝ち点1を手にしました。
練習試合ができていない中で4バックを試しましたが、悪いほうに出てしまいました。皇后杯での敗戦でチームが一回り大きくなったと思っていましたが、勝ちたい気持ちのところでメンタルの弱さを感じた一戦でした。色々なデータの指数を見ると、高い位置でボールを奪えていないことと攻撃でシュートに関わる人数が少ないことが課題だったので、そこを改善することにトライしました。得点に関しては期待通りの活躍でしたが、それありきでサッカーをしていないところが顕著に出た試合だったと思います。
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——得点シーンを振り返って
良いかたちで縦パスをもらったのでターンして自分で行けそうでしたが、髙瀬選手の「スルー」という声が聞こえたのでスルーしたらその後すぐにボールが来ました。練習の時から多いかたちでもあったので、スムーズにトラップしてシュートを打てたと思います。
——ホームでのWEリーグ初ゴールでした
ゴールはかなり意識していました。INAC神戸レオネッサで初めてフォワードとしてのプレーで、点を決めてやりたいという気持ちがあったので、シーズンが再開したタイミングで決められて良かったです。
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途中交代だったので、チームの流れを変えることを意識して試合に臨みました。得点した後に安心して、もう一点獲りに行こうとならなかったので、流れが悪くなったと思います。攻め込まれる時間が長かったので、ベンチからも声を出してもっと前向きなプレーを増やしていければ良かったです。
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後期に向けて新加入の選手やコーチなど、新たなチームづくりとなった中で、練習でやってきたことが比較的出たと思っています。攻撃的なサッカーを目指していたので、ハイプレスから高い位置で奪って、攻撃に繋げていくことができました。攻撃の人数をできるだけ増やして得点に絡むという意味では、得点シーンではまさにそれが出たんじゃないかと思います。
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——得点シーンを振り返って
守備からショートカウンターというところは練習してきたので、それが発揮できました。松久保選手が「折り返せ」と言った自分の声を信じてパスを出してくれて良かったです。
——ウィンターブレイク期間の準備について
チームとしては皇后杯で負けてしまって休んだ後に、練習の強度を徐々に上げていく中で新加入選手が入ってきて、身体も心もチームワークも積み重ねて来られたと思います。直近は練習試合を組んでコンビネーションや新しいことを試す場もあったので、充実したウィンターブレイクだったと思います。
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