公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)は本日、WEリーガーやWEリーグ周辺ではたらく方にスポットライトをあてたドキュメンタリー特別動画シリーズ「WE LIFE ~WEリーグの主人公たち~」第8回を配信しました。第8回は、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースの林 香奈絵選手。2022年7月に膝前十字靭帯断裂の大怪我を負いながらも、前を向いてSNSなどの発信を続ける姿に迫ります。
本動画シリーズは、WEリーグシルバーパートナーであるパーソルグループとともに制作・配信しており、たくさんの人々が性別を超えてさまざまな職業や役割で活躍する様子を社会に伝え、キャリア支援にもつなげていくことを目的としています。WEリーグ公式YouTubeやパーソルグループ公式YouTubeなど各メディアにて順次公開します。
第8回は、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースの林選手に密着取材。なでしこジャパン初出場の試合で、膝前十字靭帯断裂の大怪我を負いながらも、前を向いてSNSなどの発信を続ける姿に迫ります。
また、ピッチ内だけではなく、ピッチ外で築き上げてきたキャリアにも密着。サッカー選手と同様に「私らしくいられる時間」と語る、ピッチ外での生活にも迫ります。
「WE LIFE ~WEリーグの主人公たち~」
第8回 林 香奈絵選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)
兵庫県出身、尚美学園大学卒業後、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースに加入。所属3年目からセンターバックとして活躍。チームではキャプテンを務める。 2022年7月EAFF E-1選手権でなでしこジャパン初出場を果たすも、その試合で左膝前十字靱帯を損傷。復帰に向けてリハビリ活動を続ける。
2021-22シーズンはジェフユナイテッド市原・千葉レディースとして良い成績を残せましたし、個人としてもコンディション的にいい状況にあり、自信を持てていました。
そのような中、大怪我があり、人生が変わったと思っています。今振り返ってみても大きなポイントだと思っています。
色々な方からメッセージを頂いて、それを思い返すとグッとくる瞬間があります。
怪我をして良かったとは絶対に言えませんが、怪我のおかげで気づけたことはたくさんありました。これだけ色々な人に支えてもらっていて、応援してくださる人がいることは怪我を通して分かりました。
リハビリに関しては、常にトレーナーがいて、メニューを考えてくれているので、すごく良い環境があると思っています。
一方で、同じような怪我をしている学生年代の選手たちにとっては私のような環境が少ないと思うので大変だなと思いますし、尊敬しています。インスタグラムなどでリハビリメニューの発信も見てもらって、色々なことを気にしながらリハビリを取り組むことができれば、復帰に近づけるのだということを伝えたいなと思っています。
※本企画は、WEリーグ公式YouTubeやパーソルグループ公式YouTubeなど各メディアにて順次公開します。
WEリーグ公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCCp4d48-EN9WQRmfX9YQjIA
パーソル公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCb8AjQVp414IadpW5BKH6hA
【パーソル】WEリーグ応援特設ページ:https://www.persol-group.co.jp/special/weleague/
膝の前十字靭帯断裂、再建手術。選手としてはもちろん辛くて苦しいリハビリ期間のはず。
それでも林選手の口からは「この怪我から復帰を目指す学生年代の選手はもっとすごい。」「同じ怪我をしたアスリートに意味のある発信になれば。」といった言葉がありました。
自分のことだけに囚われず広い視野で怪我と向き合う姿は、仕事をしながらサッカー選手としてのキャリアを積み上げてきた経験から築いたものだと感じました。
怪我を乗り越え、ピッチに帰ってくる、そしてその先の夢を叶える林選手の姿が体現するものは、これからも間違いなく多くの人の心を動かしていくはずです。
WEリーグの誕生により、女子も「プロサッカー選手」という職業を目指せるようになりました。WEリーグでは、プロになった選手たちはもちろんのこと、たくさんの人々が性別を超えてさまざまな職業や役割で活躍しています。本企画では、「女子サッカー・スポーツを通して、夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する」という理念を持つWEリーグとグループビジョン「はたらいて、笑おう。」を掲げるパーソルグループの取り組みとして、WEリーガーやWEリーグに関わる人々に密着し、人生観やはたらき方に対する価値観について紹介します。すべてのはたらく人々を支援しているパーソルグループとWEリーグで協働し、たくさんの人々が性別を超えてさまざまな職業や役割で活躍する様子をこのドキュメンタリー動画を通じて社会に伝えていくことで、WE ACTION MEETING※ 参加選手から出た課題でもある「女性のネガティブ面ばかり取り上げられる問題」への課題解決につなげるとともに、「WEリーグ」に関わる選手・スタッフへのキャリア支援、女性活躍推進に貢献してまいります。
※第2回 WE ACTION MEETING レポート:https://weleague.jp/news/450/