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レポート
2023.03.29
WE ACTION DAY 新潟Lが国境や障がいを超えてサッカーを通じて交流

2022-23 Yogibo WEリーグ第11節、アルビレックス新潟レディースがWE ACTION DAYとして2つの活動を主軸として3月13日から19日にかけて行いました。「サッカーを通じて繋がろう~国境や障がいを超えて~」をテーマに、13日には『「世界の笑顔のために」ユニフォームでつながるウガンダの少女たちとの国境を越えた交流』でウガンダ中高生とオンラインでの交流を行い、19日には『NiFAパラサッカーフェスティバル』に参加して障がいの有無にかかわらずスポーツを楽しみました。



「ブラインドサッカー」「デフサッカー」「ウォーキングフットボール」を体験

「NiFA(新潟県サッカー協会)パラサッカーフェスティバル」は、ホームタウンの新潟県北蒲原郡聖籠町で開催されました。アルビレックス新潟レディースの選手15名と参加者42名がさまざまなサッカーの魅力を体験。「ブラインドサッカー」「デフサッカー」「ウォーキングフットボール」などのパラスポーツを障害の有無や年齢、性別も関係なくみんなで楽しむイベントです。まずは3グループにわかれて3競技を順々にプレーしました。

「ブラインドサッカー」では、アイマスクをつけて「ドリブル&シュート」を体験。地元の新潟フェニックスファイヤーズの選手がお手本で鮮やかなドリブルシュート見せると歓声があがりました。参加者はゴールで指示の声を出す「コーラー」の声を聞きながら、苦戦しながらも前に進んでシュートを放っていました。

「デフサッカー」では、日本代表の古島啓太選手と瀧澤諒斗選手がコーチ役になって、耳栓をしてコミュニケーションをとりながら動きました。ジェスチャーやフラッグの動き、スケッチブックに書かれた指示に合わせて、理解しながら行動。常にあらゆる角度から指示が出されるので、集中力を高めて体を動かしていました。

「ウォーキングフットボール前の心づくり、身体づくり」では、アルビレックス新潟 サッカースクールの本間司コーチがコミュニケーション力を高めるトレーニングを伝授。狭い場所や判断が必要な場面を作ってパスやドリブルなどを経験しました。

三浦紗津紀選手は、「ブラインドサッカーとデフサッカー選手の方が、驚くほど足元が上手で圧倒されました。実際に体験してみて、音が聞こえない、見えないなかでのサッカーは恐怖を感じました。その状態でサッカーをするというのは素晴らしいと思いました」と、感激した様子で話してくれました。



サッカーを通じてコミュニケーションの大切さを学ぶ

最後は、全員で3つのコートを使ってウォーキングフットボールを体験。大人も子供もプロも、障害がある人もみんながボールを追いかけてゴールを目指しました。コミュニケーションの大切さを学んだあとだったので、それぞれが声を出したりジェスチャーを使ったりするなどしてプレーしました。

約2時間のパラスポーツ体験はあっという間に終了。デフサッカー日本代表の古島選手は「パラサッカー体験を通して2時間で魅力を少しでも伝えることができたかなと思います。プロサッカー選手となかなかふれあう機会がないので、ご縁があって繋がりができてうれしいです。お互いに、どうやって多くのサポーターの人に見てもらうのかというところもあるので、さまざまな交流でサッカーファミリーとして高め合っていきたいなと思います」と熱く語ってくれました。

地元のサッカー少年団でプレーする千原埜々さんは、「いろんな人がいろんなサッカーをして良いと思いました。今回はブラインドサッカーが印象に残りました。音を頼りにボールを蹴るのは、かなり難しかったです。あこがれの山本結菜選手と滝川結女選手と一緒に体験できてうれしかったです。将来の夢はWEリーグの選手なので、今日の経験を活かしていろんなものに興味を持ちたいです」と笑顔で話しました。

上尾野辺めぐみ選手は、小中高校時代に元デフサッカー女子日本代表GKの佐藤愛香さんと同じチームでプレーした経験もあり、感慨深げにプレーしていました。「今日の体験をしてみてあらためて、佐藤さんはキーパーですごく指示もしっかり出してくれていたし当時のすごさが分かりました。パラサッカーの体験を通して、コミュニケーションの大切さを感じました。ジェスチャーや声で伝えるなど、さまざまな方法のコミュニケーションを大事にしていきたいと思いました。『どんな人ともサッカーを通じて一緒に楽しめる』というのはサッカーの素晴らしい魅力だと再認識しました」と、話してくれました。



その他にも、アルビレックス新潟レディースは13日~19日の週をWE ACTION 週間として、ホームタウン活動・理念推進活動を行いました。3月13日にオンラインで行われた『「世界の笑顔のために」ユニフォームでつながるウガンダの少女たちとの国境を越えた交流』では、ウガンダのJINJA中高等学校の女子サッカー部を中心とした生徒のみなさんと貴重な時間を共有しました。平尾知佳選手、石淵萌実選手、道上彩花選手、ブラフ シャーン選手がサッカーについてお互いに知りたいことを質問。プレーに関することなど真剣に語り合いました。

18日の『令和4年8月3日からの大雨による村上市大雨災害復興・防災シンポジウム』では、昨年発生した大雨による村上市大雨災のときにクラブとして給水ボランティアの活動を行ったことを受けて感謝状が贈られました。前日の17日には、小学生対象のサッカー教室を開催。園田瑞貴選手や白沢百合恵選手やコーチなどが地元の子どもたちとふれあいました。

今回のWE ACTION DAYでは、「サッカーを通じて繋がろう~国境や障がいを超えて~」のテーマのとおり充実した交流を行った1週間となりました。サッカーを軸にさまざまな人々とコミュニケーションができるよろこびを、この時代だからこそ感じることができたようでした。

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