両チームともに第6節以来の勝利が欲しい一戦。試合が動いたのは立ち上がりの9分、 AC長野パルセイロ・レディース#32榊原琴乃が左サイドを駆け上がり、遠い位置から放ったシュートがゴール右隅に吸い込まれて先制します。AC長野は前半終了間際、フリーキックのチャンスに#6大久保舞が右足で合わせて追加点を奪い、2点をリードして折り返します。後半に入り、ちふれASエルフェン埼玉が反撃に転じるもAC長野の守備陣がゴールを割らせません。78分には途中出場の#29小澤寛が高い位置でボールを奪い、落ち着いてゴールを決めて勝負あり。今季最多の3得点を奪い快勝したAC長野が、今季2勝目を挙げました。
先制点が大事だと思いながら入ったゲームでした。前半から受け身になってしまい、相手に対してプレスをかけられない状況が続きました。その中で相手に先制点を取られてしまったのは、敗因として大きかったです。プレスに出ていく形を取った後半の方が上手くいき、選手の良さが出たと思います。それでも点が取れず、ゲーム状況をひっくり返す部分で自分たちの拙さ、未熟さが出たゲームになりました。
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チームとしてなかなか得点できず勝てない状況で、本当に苦しい時間が続いていました。どこかで点を入れられたら変わるということは選手たちにも話をしていました。そのタイミングが今日の試合で良かったと思います。1点にとどまらず、3点を取って無失点で試合を終えることができたのは、選手たちの頑張りのおかげだと思います。苦しい時間の中でも決して下を向かず、全員で前を向いてやり続けた結果が今日の勝利に繋がったと思います。
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