試合序盤からサンフレッチェ広島レジーナが攻め立てますが、AC長野パルセイロ・レディースの身体を張った守備が光り、ゴールを割ることができません。均衡が破れたのは71分、クリアボールに反応したS広島Rの#9 上野真実が頭で合わせ、先制点を奪います。追いつきたいAC長野は、#10 瀧澤千聖のスルーパスに#7 八坂芽依が抜け出してシュートを放ちますが、得点には至らず。上野の得点を守り切り、S広島Rはホーム4連勝を飾りました。
今週はチームの方でアクシデントがあり、今日も急に気温が上がって、簡単な環境ではありませんでした。その中でも、選手たちが自分たちでしっかり修正できたのは、悔しい思いをしながらも積み上げてきたものをしっかりピッチの中で表現できたからだと思います。決してきれいな内容ではありませんでしたが、そのあたりをしっかり表現してくれた素晴らしいゲームだったと思います。
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長野からはるばる最終戦に来ていただいたサポーターの方々に感謝を申し上げます。最後まで6位を狙って、がむしゃらに勝ちを狙っていこうと臨みました。前期での対戦は奇跡的な逆転で勝利できましたが、今日も我々らしく相手を恐れさせるように最後まで貫こうとやりました。広島さんの力、ポゼッション能力、最後の得点を取る決定力は改めてあったのかなと感じます。我々よりも順位がひとつ上というのにはふさわしいチームかなと痛感しました。本当におめでとうございます。また、INACさんも初代女王ということで、戦っていても上位にふさわしいチーム作り、個人ということを痛感したので、そういったチームを来季追いかけるということを選手たちと一緒にやっていきたいと思っています。この1年間ありがとうございました。
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——失点した場面の課題は?
クロスを上げられたところで、サイドを崩された印象があるので、そこが個々のレベルの差かなと感じました。
——今シーズンを振り返って
なかなか勝てない試合が続きましたが、選手全員が気持ちを落とさずに、最終戦までしっかりと戦えたのかなと思います。(サポーターの皆様へ)1年半という長いシーズンで苦しい中でしたが、今シーズンも熱い声援ありがとうございました。
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広島さんがしっかりと後ろから繋いでくるチームなので、自分たちの自陣で回されるシーンが多かったと思います。どちらかというと私たちは守備をしっかりしてからカウンターというところを狙っていましたが、守備に枚数がかかってしまい、攻撃に行くときに2トップの自分や瀧澤莉央選手といったところで、人数も足りていませんでした。そういうところでの攻撃のアイデアも少なかったですし、人数をかけて攻撃できればと思いました。
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