WEリーグ初の国立競技場での開催となった一戦。試合が動いたのは41分、三菱重工浦和レッズレディース#19塩越柚歩の折り返しにフリーで待っていた#10安藤梢が右足でシュートを放ち先制します。72分、浦和はPKのチャンスに現在得点ランキングトップの#9菅澤優衣香がキッカーを務めますが、INAC神戸レオネッサの守護神#18山下杏也加がコースを読みきってセーブ。追加点を許しません。その後も激しく攻守が入れ替わる展開が続くも、安藤のゴールを守り切った浦和が5連勝を飾りました。
素晴らしいスタジアムにたくさんのファンの方々、記者、マスコミの皆様に来ていただき本当に感謝しています。勝利できなかったことは残念ですが、女子サッカーの良いところでもある、ひたむきにプレーする姿を両チームともファンの皆様に披露できたと思います。結果は悔しいですが、そこは浦和さんにおめでとうございますと言いたいです。このような環境を作っていただいたINACの安本社長や関係者の皆様にお礼を言いたいと思います。
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相手が去年の皇后杯の女王、なでしこリーグの女王ということもあり、今回の国立のホームゲームは何としてでも勝ちたい気持ちでした。私たちが優勝を決めたので、真の女王が決定する意味合いがあり自分の中で重要な試合でした。その中でも、相手のカウンターや自分たちのボールの失い方で勝利を逃してしまったので、すごくもったいなく思います。失点に関しても、ボールが自分のすぐ隣を通り抜けたので、自分が止めれば負けることはなかったのかなと思います。
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今日は初めてスタメンでの出場でした。自分は元々中盤の選手なので、中盤を助けながらサイドで積極的に仕掛けて、ゴールに関わる仕事を意識して試合に挑みました。前半は攻守においてINACの左サイドで試合が進むことが多く、右サイドに持っていけるシーンが少なかったと感じました。後半はもっと自分のサイドにも展開されるように、ボールを呼び込むプレーを意識しました。
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INACが前節で優勝し、浦和も順位が2位ということが決まっていた中での試合でした。私たちにとって順位は関係なく、INACに勝つことだけを目指してこの1週間準備してきたので、今日はみんなとそれを表現できたと思います。今日は前線からの守備が中々はまらないこともありましたが、その時に中の選手たちが声を掛けながらコースを限定したり、ボールの取りどころをはっきりしたことで前半よりも後半に守備の修正ができたと思います。なかなか攻撃にいくことはできませんでしたが、前半の少ないチャンスで得点ができました。今シーズンは少し失点が多い中で、クリーンシートで終えられたことはすごく良かったと思います。WEリーグを通してチームが成長できたところを今日の試合にぶつけられたと思うので、ラスト1試合に向けて良い準備をしていきたいです。
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