お互いにシュートシーンを作りながら一進一退の攻防が続き、前半を0-0で折り返します。試合が動いたのは後半開始直後の50分、AC長野パルセイロ・レディース#10瀧澤千聖がコーナーキックからクロスを上げ、後ろから走り込んできた#25奥津礼菜がゴールに突き刺します。AC長野がデザインされたセットプレーで先制します。マイナビ仙台レディースは#25船木里奈や#20白木星などの攻撃陣がゴールに迫りますが、得点ならず。AC長野がホームでWEリーグ後半戦初勝利を飾りました。
勝てていない中でしたが多くのサポーターの方に来ていただき、今日は本当に勝ちたいという気持ちになれました。選手もパワーが出たと思います。サポーターの皆さんに勝利をお届けするために、選手もスタッフも変わらない想いでやってまいりました。応援いただき本当にありがとうございました。今年は上位のチームに土をつけたいとチャレンジしてまいりました。浦和戦や千葉戦などは良いところまで行きながら勝ちきることができず、あとは勝つだけというところでのホームゲームだったので、ぜひ勝とうということでもう一度エネルギーを入れて挑みました。最初は4バックでしたが左サイドでの守備が上手くいかなかったので、スタッフと話をして3バックに変え対応しました。セットプレーで得点できたことは水谷コーチの構築のおかげだと思います。また田代ヘッドコーチや坂元コーチの細かい映像制作などによるチームへの落とし込みの成果がやっと出て本当に嬉しく思います。僕自身勝たせられなくて思うところはありましたが、ようやく実ったことが嬉しく、勝った瞬間は感極まる想いでした。
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