先に決定的なチャンスを生み出したのはホームのノジマステラ神奈川相模原。前半4分、#9杉田亜未のコーナーキックに#20松本茉奈加が頭で合わせますが、ゴールポストに当たったボールは惜しくも枠外へ。一方の日テレ・東京ヴェルディベレーザはそのわずか2分後、#33岩清水梓のパスに抜け出した#17藤野あおばが、相手ディフェンダーの股下を抜く技ありシュートを放ち、先制。東京NBは80分にも途中出場の#5菅野奏音が追加点を決め、4試合ぶりの勝利を手にしました。
3連敗を受けての試合でした。自分たちで自らを苦しめていたので、試合全体を通して勝てるようにプランして臨みました。今日はプレーに風がかなり影響しました。前半に風上を取りたかったですが風下でのスタートになり、最初の5分間は相手のコーナーキックの連続で非常に辛い序盤でした。なんとか失点ゼロでしのぎ、その後にすぐ藤野選手の得点が来たので、今日は序盤が試合を左右したターニングポイントだと思います。後半はN相模原のロペス選手が大きなターゲットとして入って来たので、それに対しての守備に集中する時間になりました。そこはチームとして意識をして練習でやってきたので、セカンドボールを取ってカウンターを仕掛けられました。結果的に失点がゼロだったことが大きいと思います。センターフォワードに菅野選手を起用してゴールが生まれたので、植木選手だけでなく藤野選手や山本選手なども含め良いところが出ていると思います。我々にとっては難しいゲームでしたが、勝利できたことは非常に嬉しいと思います。ただ中3日で新潟戦が待っていますので、コンディションを整えてまた良い準備をしたいと思います。
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