前半はAC長野パルセイロ・レディースの球際での強さに押され気味だったマイナビ仙台レディース。しかし51分、マイ仙台は後半から出場した#7隅田凜のクロスに、AC長野の守備陣の間に走りこんだ#27矢形海優が頭で合わせ先制点を獲得。さらに84分にもゴール前での混戦のこぼれ球を矢形が決め、勝ち点3を大きく引き寄せます。試合の終盤にはAC長野の#29川船暁海がゴールを狙いますが、ゴールキーパー#16松本真未子のビッグセーブもあり、マイ仙台がホームで無失点勝利を飾りました。
本当に難しいゲームでした。立ち上がりはボールを動かすことに専念し過ぎて相手の裏を取れませんでしたが、後半はそこを改善してゴールに繋がりました。先週のINAC戦での前半は、前からプレッシャーをかけられて自分たちが何もできなかったので、1週間のトレーニングではその改善に取り組んで試合に望みました。しかし、相手を動かしながら背後を取る、というサッカーで一番大事な部分を表現することは本当に難しいと改めて感じました。前半と後半で3名代えましたが、この難しいゲームの中で前半もしっかりとボールを動かせていたので、前半で彼女たちがやったことはチームにとってプラスですし、決してネガティブな交代ではありません。全員で戦った結果の勝利だと思いますし、全員のプレーが最後まで継続できたことを次の試合にも繋げていきたいと思っています。
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