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2022.03.12
【千葉LvsI神戸】I神戸が田中美南のゴールで今季9試合目の無失点勝利【マッチレポート Yogibo WEリーグ 第13節】

千葉L 0-1 I神戸

3/12(土)13:00キックオフ フクダ電子アリーナ

試合の序盤は、ホームのジェフユナイテッド市原・千葉レディースがボールを持ってゴール前に迫りますが、なかなかシュートシーンを作れず、0-0のまま前半が終了します。後半立ち上がりの47分、INAC神戸レオネッサが#9田中美南のミドルシュートで先制。その後はゴールキーパー#18山下杏也加のビッグセーブなどでI神戸がゴールを守り抜き、今季9試合目の無失点勝利となりました。

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ハイライト

監督・選手コメント

ジェフユナイテッド市原・千葉レディース

猿澤真治 監督

本当に勝ちたかった試合でした。ここまでの流れが悪かったんですけど、もう一回しっかりとやろうということと、首位のINACとの試合でモチベーションが高かったです。良いかたちで試合に入れて、内容も立ち上がりは特に良いゲームをしてくれたと思います。しかし点数を取り切ることができず、後半のふとしたところでやられてしまったのがすごく残念です。力は出せたけれども勝ち切れなかったという感想です。

MF #25 藤尾きらら 選手

——フクアリでプレーをしてみて

ファンの方の声援がすごく届いて、良いピッチだなと思いました。自分のプレーに関しては、限られた時間の中でも一点は返さなきゃと思いました。コーナーキックを取りに行くのか、ゴールに仕掛けて行くのか判断が遅くなってしまう部分があったので、改善したいです。あとはワンツーとかで早くパスを回しながら攻撃をすれば崩せた場面があったと思います。

DF #3 市瀬千里 選手

前半は前からプレッシャーをかけてボールを奪えるシーンが多くてチャンスもあった中で、ゴールを決め切れないとこういう苦しい戦いになってしまうと痛感した試合でした。詰めが甘くて一瞬の隙を突かれたと思っていて、ディフェンスの選手としては、シュートを打たせないことを第一に考えて守備をしていかなければいけないと感じました。

INAC神戸レオネッサ

星川敬 監督

前回4バックを試してチームの中で混乱が起きてしまったので、やり慣れた3バックのシステムで戦いました。相手も同じシステムなので試合の展開は予想できましたが、タフなゲームでもしっかり勝ち切れたことは良かったと思います。前半の途中くらいから、相手のプレッシャーのラインを手間をかけて動かすことができて、結果的にはその流れで後半に点数が取れました。しかしその後に予期せぬ交代があって、選手層の薄さが出てしまった印象です。

FW #9 田中美南 選手

前半はボールを動かすなどやりたいかたちはできていましたが、ゴールを取りに行くところができていませんでした。リスクを冒してゴールに行くという反省を踏まえての後半で良いゴールが一発入ったんですけど、その後は守備に回る時間が多くて、追加点を取りに行く試合運びができなかったのが課題だと思います。

——得点シーンを振り返って

前半は淡泊にプレーしすぎていたので、ボールを自分で持つ時間を長くしました。シュートはゴールキーパーを見てタイミング良く打てたと思います。チームに貢献できていなかったので、久々にゴールで貢献できたかなと思います。

GK #18 山下杏也加 選手

守備に回ってしまう要因は自分たちのビルドアップにあったと思います。縦に急ぎすぎた結果ボールの取られ方が悪くて、コーナーキックを与えたり、クロスを上げさせてしまいました。前節引き分けてしまったことがプレッシャーになっていたので、試合の入りはシンプルに行こうというかたちになりました。今週はプレッシャーのかけ方やスイッチの入れ方を意識して練習してきたので、前節よりはボールを意図的に奪う回数が多かったと思います。それを90分続けて得点に繋がるようにできていれば、守備に回らなくて良かったのかなと思います。

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