11/6(土)14:00キックオフ 新潟市陸上競技場
38分、アルビレックス新潟レディースは#4三浦紗津紀のファールでPKを許します。しかし、ゴールキーパーの#21高橋智子はジェフユナイテッド市原・千葉レディース#8岸川奈津希のシュートコースを完璧に読み、最大のピンチを防ぐと、得点は譲らないまま前半を折り返します。後半も千葉Lが攻め続ける展開になり、迎えた終了間際の90分、新潟L#20山谷瑠香のファールで千葉Lが再びPKを獲得。キッカー#10鴨川実歩のシュートが決まり、試合終了。千葉Lが3連勝を飾りました。
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アルビレックス新潟レディース
村松大介 監督
相手の特長を分かったうえで、そこをうまく消しながら自分たちの持ち味を出していきたいという気持ちでゲームに臨みましたが、なかなか得点に結びつけることができませんでした。1回目のPKでのキーパーのファインセーブでいい流れに持っていけるかと思いましたが、2回目を与える状況が生まれてしまい、ファン、サポーターの方やお客様に勝ち点3をお届けできなかったことがとても残念です。ただ、選手達は勝ち点3を獲るために頑張ってくれたと思います。毎回言っていますが、次のゲームへ向けて頑張っていきます。
MF #17 滝川結女 選手
守備も攻撃も自分たちらしいサッカーはできていたと思います。守備はやられた感じはなく、最後にPKで失点して負けてしまって、正直ものすごく悔しいです。決定機がなかなかつくれないことに対して、とても苦しく感じています。
GK #21 高橋智子 選手
試合を通して、忍耐強く守備ができていたと思います。相手が前節勝って勢いづいているなかでも、しぶとく守備ができたことはよかったと思います。
——前半、相手との1対1を振り返って
相手がこちらの背後に抜けてきたタイミングで、味方の選手が追いついていなかったので前に寄せました。ボールが浮いているなかで前に寄せたことはキーパーとしてあまり良い判断ではありませんでしたが、相手との距離を詰められたことで足に当たったと思います。
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
猿澤真治 監督
試合の流れとしては、自分たちのペースに持っていくまでに時間がかかりました。最初のPKをうまくセーブされて、厳しい試合になった感じがしました。ですが、最後の最後で本当に「勝ちたい」気持ちがPKのゴールに結びついたことは、すごく良かったと思います。今日の反省を次のゲームにつなげて行けたらと思います。
DF #4 林香奈絵 選手
試合の入りは、勝った直近の2試合に比べてアグレッシブさが物足りなかったと思います。相手の勢いがよくて、私たちは受け身の状態になってしまいました。入りが悪い中でも立ち上がりに失点しなかったことが、結果的に勝ちにつながったと思います。スロースタートでしたが、前半にチャンスを作れて、後半はなかなかチャンスがないなかでも少ないチャンスをしっかり決め切れた。やり続けてきた「まずは守備から」というところがしっかり連勝につながっていると思っています。
MF #10 鴨川実歩 選手
——得点シーンを振り返って
個人的には今シーズン初ゴールでした。流れのなかから得点できれば1番よかったのですが、勝ち点3につながるゴールになって本当によかったです。安齋結花選手があの場面でPKをとってくれたことがチームにとって大きかったので、安齋選手のおかげだと思います。