公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)は、クラブやパートナー企業など多様なステークホルダーと共に、WEリーグの理念にある多様性社会の実現に向けた活動を「WE ACTION」として取り組んでまいります。
「WE ACTION」は、WEリーグの理念にある多様性社会の実現に向けて、日本ならではの社会課題を発見し、わたしたち(WE)の力で行動(ACTION)を起こしていく新しいチームであり、運動体です。9月6日に開催した「WEリーグ開幕プレスカンファレンス」第一部にて、WEリーグパートナーの「WE ACTION」をキックオフいたしました。また、8月25日には選手の「WE ACTION」として、WEリーガークレド(行動指針)を発表しています。 (参照:https://weleague.jp/news/244/)
WEリーグパートナー、選手に続き、WEクラブの「WE ACTION」を以下の通り発表いたします。
(詳細は別紙「資料1」参照)
WEリーグは、参入基準において、女性登用を義務付けた日本初のスポーツ組織です。2019年に、スポーツ庁が策定したスポーツ団体ガバナンスコードはありますが、罰則規定もなく、その実施は明らかになっていません。WEリーグの開幕前の時点での、以下の3点を明らかにすることにより、組織の多様性を見える化し、WEリーグそして、スポーツ組織の今後に活かします。
<WE リーグ参入基準(抜粋)>
1. クラブの運営にあたる法人を構成する役職員の50%以上を女性とする(入会から3年以内に達成すること)
2. クラブの意思決定に関わる者のうち、少なくとも1人は女性とすること。(取締役以上が望ましい)
3. コーチングスタッフ(監督またはコーチ)の中に女性指導者 1 名以上を含むこと。
現状のポイント
1. 全体の平均は 35.6%。WEリーグの発足により、昨年よりも女性スタッフがクラブで増加。
2. 11クラブ中、女性取締役がいるクラブは、6クラブ。
3. 女性監督は1名だが、女性コーチは全クラブで活動。トップチームにいなかったり、アカデミーの監督と兼任というクラブもあり。
(詳細は別紙「資料 2」参照)
2021-2022シーズンに向けて、各クラブが理念推進に向けての取り組みを示す、WEステートメントを策定。ステートメントに沿ったWE ACTIONを起こしていきます。
シーズン中、試合がない日を「理念推進日」としていましたが、名称を新たに「WE ACTION DAY」とし、各クラブで理念推進活動を行います。(各クラブ年2回)WE ACTION DAY の様子は、毎週WEリーグウェブサイトにて掲載します。
開幕節となる9月12日(日)第1節の「WE ACTION DAY」対象クラブはジェフユナイテッド市原・千葉レディース。同クラブの選手が、千葉市初の女性副市長となった川口真友美さん、クラブOBで現在はNPO法人で慈善活動などにも力を入れている巻誠一郎さんと共に、パネルディスカッション「WE ACTION フォーラム~一人ひとりが輝く社会とは~」に登壇します。
WE ACTION DAY
第1節 9月12日 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
「WE ACTION フォーラム」 9月12日(日)14時~
https://www.youtube.com/user/JEFPRESS にて生配信
▽詳細はこちら
https://jefunited.co.jp/news/2021/09/ladies/163064004014795.html
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