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レポート
2024.03.06
ALL WE ACTION DAY I神戸が小学生を対象にサッカー教室とグループワークを実施

INAC神戸レオネッサは2024年2月10日に兵庫県神戸市の神戸レディースフットボールセンターで「集まれ!未来のWEリーガー ~プロサッカー選手とともに考える私が描く夢~」を開催しました。このイベントはALL WE ACTION DAYの取り組みとして開催されました。20名の選手が参加し、一般公募で選ばれた小学1~6年生の女子35名を対象にサッカー教室とグループワークを行いました。

小学生にプロの技を伝え、夢や未来について一緒に考える

まずは「サッカー教室」からスタート。ウェアスポンサーである株式会社ベルコによる「株式会社ベルコ×INAC神戸レオネッサ サッカー教室」との共催となりました。女子サッカーの普及、地域活性化を目的としてスタートした取り組みで、今回が第2回目の開催となりました。



学年ごとのグループに分かれて、それぞれ3、4人の選手が指導をします。基礎練習やドリブルシュート、ミニゲームなどレベルに合わせてプレー。INAC神戸レオネッサがいつも練習を行っているピッチで参加者はのびのびとボールを追いかけます。

休憩時間には三宅史織選手と成宮唯選手が参加者とサッカーピンポンゲームを行うなど楽しい時間を共有しました。選手たちも加わった対戦形式のゲームでは、田中美南選手の鋭いシュートや成宮選手の華麗なテクニック、髙瀬愛実選手の強烈なボールキープなどプロの技が光ります。


続いて、グループワークでは「キャリアについて考える」をテーマに、選手たちがファシリテーターとして経験を伝え、小学生と一緒に夢や未来について考えました。ピッチ上に輪になって座り、リラックスした雰囲気で進めていきます。ある選手は「子どもの頃はパティシエになりたかったけれど、今はプロサッカー選手になっている」と伝えます。「夢は変わってもいい」、「将来はどうしたいのか」などについてディスカッションをしました。



田中選手は「ワークショップでは、夢がまだ見つかっていない子や、すでになりたい職業がある子も一緒に将来について考えることができて良かったです。今は好きな仕事を選べる時代です。未来への可能性がある子どもたちと関われて貴重な機会になりました」と、手ごたえを感じていました。

ともに汗を流し、キャリアについて考えた選手と子どもたち。最後にお土産をもらってイベントは終了。選手にサインをもらったり、記念写真を撮ったりして交流を楽しみました。



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