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2024.02.01
WE ACTION DAY 初の海外開催決定!

WEリーグ設立から3シーズン目をむかえる今シーズン、WEリーグ初となる海外でのWE ACTION DAYの開催が決定しました。2月4日にAC長野パルセイロ・レディース、2月10日にマイナビ仙台レディースがそれぞれタイにてWE ACTION DAYを開催します。両クラブから実現までの道のりや込める想いをお伺いしました。

「Enjoy!サッカー!inタイランド~世界はひとつ~」 AC長野パルセイロ・レディース

2月4日にタイにて現地のこどもたちとのサッカー体験会「Enjoy!サッカー!inタイランド~世界はひとつ~」を開催するAC長野パルセイロ・レディース。実現までの調整を行ってきた統括本部長 三澤智松氏にお話を伺いました。

今シーズンからAC長野にはタイ出身の選手が2名加入しています。これをきっかけにタイと交流が生まれ、さらにタイでキャンプをしたいとの声がチーム内で高まったとのこと。現地の各団体と打ち合わせをする中で、現地の児童養護施設の話を聞く機会があり「ぜひ施設のこどもたちと一緒にサッカーを楽しみたいと思った」と三澤氏。

https://weleague.jp/news/522/

(写真は2022年3月19日開催のWE ACTION DAY の様子)

サッカーは世界をつなぐ競技。サッカーをすることでひとつになれる。

今回のイベントは、現地の企業とも連携しこどもたちと一緒にみんなでサッカーを楽しむという企画。「サッカーは世界をつなぐ競技。どんな境遇にあっても、サッカーをすることで一つになれる。世界はひとつというイベント名に、みんなで一緒にサッカーをして、サッカーを楽しもう!」とのメッセージを込めます。

AC長野はこれまでも、「誰もがスポーツを楽しむ機会を地域に創造する」ことを目指し、長野市と共催したサッカーやパラスポーツの体験会等も開催してきています。FIFA加盟の国・地域は200を超え、その数は国際連合加盟国よりも多く、サッカーは「世界の共通言語」と言われるほどワールドワイドなスポーツです。その”サッカー”を通じて、AC長野は現地の子供たちと一緒にスポーツを楽しむ機会を創出します。

「みんなで微笑む素敵なTIME」 マイナビ仙台レディース

2月10日に、同じくタイにてサッカー体験会を開催するマイナビ仙台レディース。代表取締役 社長執行役員 本棒陽一氏にも開催までの経緯を伺いました。

マイナビ仙台はこれまでも「共生社会の実現」や「健康」などをテーマにSDGsに基づくアクションを実施してきています。マイナビ仙台の母体となる株式会社マイナビは「一人ひとりの可能性と向き合い、未来が見える世界をつくる。」というパーパスを掲げており、このパーパスにのっとってSDGs具現化を進めているという背景もあるとのこと。

今シーズンはSDGs6つ目の目標「安全な水とトイレを世界中に」に沿ったアクションとして、バンコク市内のスラム街にあるトイレの修繕等も行っており、今回はサッカー体験会とあわせて、実際に修繕を行ったトイレの視察にも訪れる予定とのこと。

https://weleague.jp/news/505/

(写真は2022年3月13日開催のWE ACTION DAY の様子 )

チームのアセットを活用し「仙台市とタイとの関係をさらに強める」

ではなぜ今回タイなのか?その背景には、マイナビ仙台が拠点を置く仙台市との関係性にもありました。コロナ渦前には仙台とタイとを結ぶ直行便があったものの、2024年1月現在まだ定期便の再開には至っていません。仙台市としても定期便の再開に向けてアプローチを進める中、仙台市を拠点としているチームとして、チームのアセットを活用して「仙台市のバックアップをし、仙台市とタイとの関係をさらに強める」という意図もあったとのこと。

マイナビ仙台にも、今シーズンタイ出身の選手が2名加入しています。現地でも2選手が「日本でどういう生活をしているか」について紹介された記事が出ており、日本への誘客も見込んだ内容になっているとのこと。また、現地で支援してくれる企業の存在もあり、今回の取り組みをきっかけとして、ビジネスの側面でもさらなる展開が期待されます。

それぞれのWE ACTION DAYについて、WEリーグホームページでも改めて詳細をレポートいたします!

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