先手を取ったのはINAC神戸レオネッサ。30分に#3土光真代からのパスを受けた#9田中美南が巧みなトラップで相手をかわし、左足を振り抜いてシュート。これが決まり田中の第4節以来のゴールで先制します。対するサンフレッチェ広島レジーナは72分、#11中嶋淑乃のスルーパスに抜け出した#8増矢理花のループシュートが決まり、試合を振り出しに戻します。終盤にかけてI神戸の猛攻が続くも、S広島R#1木稲瑠那を中心とした堅い守備を崩せず、1-1で試合終了。S広島Rは勝点1を積み上げ5位に浮上。前節浦和に首位を譲ったI神戸は連覇に向け痛い引き分けとなりました。
アウェイにも関わらず、多くのサンフレファミリーの声援がピッチの選手の背中を押してくれました。1週間で3試合目ということもあり、本当に厳しいゲームになりました。選手たちは最後まで粘り強くプレーしてくれたので感謝しています。 試合に関しては、相手のストロング部分を我慢しながら、我々の時間を作っていく試合展開ということを徹底してきました。良い流れでゲームに入れたので、ボールを奪ってからカウンターでチャンスメイクすることはできましたが、少しアプローチが緩くなったところを見逃してはくれず失点してしまいました。そこからは我慢しながらもゲームを進められたと思います。最後は押し込まれる展開が続きましたが、アウェイで貴重な勝点1を持って帰ることができたので、選手たちは最後までよく戦ってくれたと思います。
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