延期となっていた第7節サンフレッチェ広島レジーナvsアルビレックス新潟レディース。連勝を狙う新潟Lは、前半6分に左サイドを突破した#14北川ひかるのラストパスから#10上尾野辺めぐみがダイレクトシュートを放ち先制に成功。その勢いのまま新潟Lのペースで試合が進み、新潟Lが1点をリードして前半を終えます。後半開始からチャンスを作り始めていたS広島Rは、63分に右サイドのパスワークから#23柳瀬楓菜がクロスを供給し、#17大内梨央が頭で合わせて同点に追いつきます。なおも攻め続けるS広島Rは、試合終了間際のアディショナルタイムに#15小川愛のコーナーキックから途中出場の#13谷口木乃実が直接ヘディングシュートを決め逆転。これが決勝ゴールとなり、S広島Rがホームで逆転勝利を飾りました。
今日も本当に多くの方々にスタジアムまで足を運んでいただき、声出し応援も含めて選手の背中を押してくれました。我々は中2日で準備をする必要があったため、なかなか難しいシチュエーションでしたが、サンフレファミリーの後押しが最後まで走り切ることに繋げてくれたので本当に感謝しています。試合に関しては、立ち上がりの失点が何試合も続いてしまっている部分を何とかしなければというのが正直な意見です。この課題については選手たちとも共有しながら取り組んできたのですが、もう一度嚙み砕いて改善していく必要があると思っています。失点を許した後も、相手がしっかりとブロックを組む中で自分たちがビルドアップでリズムを上手く作ることができない時間帯が続きました。そのためハーフタイムでは、相手の状況を見ながら自分たちの距離感とテンポを思い出すことと、より良い形で前線の選手に繋げる仕掛けを作ることを修正点として話しました。後半は両サイドと中央のどちらからも良い仕掛けをして決定機をたくさん作ることが出来たので、最後の逆転ゴールに繋がったと思っています。本当によくやってくれました。
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試合の前半は自分たちが狙ったプレーをして、理想の形で得点を取ることができました。しかしコーナーキックやセットプレーが数多くあった中でチャンスをモノにして2点目を決めることができなかったのは、アクシデントで交代せざるを得ない状況もあったとはいえ非常に残念でした。後半は広島さんが選手を交代しながらパワーアップをする流れになり、耐え凌ぐ時間が多くありました。しかし、その状況下でも少ないチャンスでゴールを決める力がなければ試合に勝つことは難しいです。新潟から今日応援に駆けつけてくれたファン・サポーターと喜び合いたかったですが、それが出来ず申し訳なく思っています。
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