先制はアウェイのジェフユナイテッド市原・千葉レディース。37分、#10鴨川実歩のコーナーキックから、ニアサイドに走った#14大滝麻未の技ありシュートでゴールを奪い、千葉Lの1点リードで前半を終えます。対するサンフレッチェ広島レジーナは後半キックオフ直後の46分、1プレー目で左サイドに抜け出した#11中嶋淑乃が豪快なミドルシュートを決めて同点に。その後もS広島Rが猛攻を仕掛け、迎えた50分、#15小川愛のグラウンダーでのコーナーキックに#33瀧澤千聖がダイレクトでシュートを決め、勝ち越しに成功。このリードを守り切ったS広島Rがホームで逆転勝利を収めました。
昨日、男子チームがああいう劇的なかたちでカップ戦を初優勝しました。本当に素晴らしいゲームを選手と一緒に見ていたんですけど、選手たちが感じるところもたくさんあったみたいなので、この勢いというか流れというか、そういう部分は少し借りて我々もその流れに乗っていきながら今日のゲームに挑みたいと思っていました。今日は綺麗なゲームではなく、開幕という緊張感のある中で硬さもありましたけど、後半はスイッチを入れて自分たちの特徴を出しながら、去年できなかった逆転勝ちというかたちもできましたし、最後あれだけのパワープレーに対しても誰1人背中を向けずにしっかりボールにアプローチしてくれました。本当に去年積み上げてきたことプラスアルファの部分を出せた試合だったという印象です。
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開幕戦ということでカップ戦でも戦ったレジーナとの対戦で、前半は準備してきた部分も含めて自分たちの戦い方もできたし、良い流れで持ってきたんですけども、後半の失点は誰が見てもああいう失点をしてしまうと勝てないというような失点の仕方だったので、そこはすごく勿体ないなと思います。自分たちが勝ち切るところまでいけないのは大きな課題だと思いますし、今日も勝てそうな状況からの逆転負けなので、メンタル的な部分の反省点は大きいかなと感じています。
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