前半をスコアレスで折り返し迎えた52分、AC長野パルセイロ・レディースの選手がペナルティエリアでハンドの判定を受け、PKを与えてしまいます。キッカーのノジマステラ神奈川相模原#9杉田亜未が落ち着いてゴールキーパーの逆を突き、先制点を奪います。AC長野は59分、ロングボールから#15瀧澤莉央、#10瀧澤千聖とヘディングで繋ぐと、最後は#11三谷沙也加が押し込み、すぐさま同点に追いつきます。後半はAC長野のペースで進みますが、N相模原#16池尻凪沙を中心に守り抜き、1-1の引き分けで終了。AC長野は3連勝とはなりませんでした。
今日の相手はノジマさんでしたが、決してあの順位にいるチームではないと思います。本当に難しいゲームになると感じました。多くのサポーターの方に来ていただきありがとうございました。スポンサーの方や、池ヶ谷選手、八坂選手の引退ということもあり駆けつけてくれた方々、本当にありがとうございます。良いセレモニーをしていただき、彼女たちも喜んでくれていると思います。試合の方は、前半は自分たちがなかなかペースを握れなかったので、どこかで4バックの方がいいかなと思い、後半は少し様子を見て考えていました。失点した直前に、ボールが切れたら(システムを)変えようと思った矢先でアクシデントがありました。それも含めて私の責任だと思います。ただ、その後同点にできて、逆転に持っていける勢いを持てましたが決めることができませんでした。そのあたりも含め、今シーズンの総括だと思います。レベルを1つ上回れないと順位を上にあげることもできないと感じました。1年間通じて6位という目標の順位に対し、ダメかなと思った時もありましたが、よく食らいついてくれたと思います。まだ最終戦となる広島戦が残っています。力のあるチームですし勢いのあるチームなので、そのチームに勝って目標順位に近づけるのかどうかの瀬戸際となる試合を、選手たちが楽しめるように準備していきたいと思います。
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前半の入りが悪く、後半からみんなで取り返そうと話していました。ピンチもありましたが、チャンスの中で1点を返せたので、勝ち切ることができたら最高な試合になったと思います。来週はしっかり勝ち切りたいです。
——ホーム最終戦となりました
池ヶ谷選手、八坂選手がホームで最後の試合だったので、個人的にもチームも絶対に負けたくないという思いが強かったです。ハーフタイムはみんなでもう1回力を合わせて、気持ちを入れました。結果的に1点に繋がり、そこから2人を良い形でホーム最終戦を送り出すことができたらと思っていました。自分の中でもう1点取れたチャンスもあったので、決めきってみんなで笑顔で終われたらという思いでしたが、引退する2人はチームとしても感謝しているので、自分の記憶にも残る1試合になったと思います。
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