先制したのは三菱重工浦和レッズレディース。後半の立ち上がりの48分に#8猶本光のフリーキックから、#7高橋はなと#11清家貴子が相手選手と競り合いながらボールを繋ぎ、最後は#19塩越柚歩が決め、先制に成功。対するマイナビ仙台レディースは6分後の54分、#6原衣吹のスライディングパスに抜け出した#20白木星が同点ゴールを決め、試合が動き出します。しかしその直後、浦和がまたしても#8猶本光のキックから#7高橋はなと#3南萌華が立て続けに追加点を獲得し、一気にリードを広げます。その後マイ仙台は#4高平美憂の得点でホーム最終戦での勝利に意地を見せますが、攻撃をしのぎ切った浦和が勝ち点3を掴み取りました。
3連戦だったのでコンディションをかなり気にしていましたが、選手たちは昨日から調子が良さそうだったので問題ないと思っていました。ふたを開けてみると相手のプレッシャーが強くて、前半は思ったようにゲームをコントロールできませんでした。我々は引き分けも許されないので、守ってクリアするアウェイでの戦い方をしました。後半はやっと自分たちのリズムが出てきてボールを動かせました。セットプレーから点が取れましたが、そこから2点も返されたので落ち着かないゲームになってしまいました。なんとか気力を振り絞って勝ってくれたので、選手たちに感謝したいと思っています。次はいよいよINAC神戸レオネッサ戦なので、万全な準備をしたいと思います。
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まずこの試合に勝てたことには本当にホッとしています。守備面ではまたしても失点してしまったので、まだまだ修正が必要です。特に前半は相手の思うようにやられて、自分たちのサッカーがなかなかできず苦しかったです。個人的にはそこで失点ゼロに抑えられたことが後半に繋がったと思います。
——セットプレーでの得点について
チームとして、セットプレーからの得点はずっと言っていることです。猶本選手から毎回良いボールが上がっているのでここ最近はセットプレーから点が取れていますが、毎試合取れるくらいのチームになっていきたいと思っています。セットプレーから3点取れたことはチームとして大きいと思います。
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