先に試合を動かしたのはアウェイのサンフレッチェ広島レジーナ。14分、#7川島はるなのスルーパスを受けた#13谷口木乃実が冷静にコースを狙ったシュートで先制します。対する三菱重工浦和レッズレディースは39分に#9菅澤優衣香がゴールを決め、同点で前半が終了。後半は浦和の猛攻をS広島Rが身体を張って耐えしのぐ展開が続きます。しかし迎えた後半アディショナルタイム、ゴール前でボールを持った途中出場の#19齋原みず稀が右足を振り抜き、勝ち越しに成功。劇的な決勝点を奪ったS広島Rが勝ち点3を手にしました。
まさかここで負けるとは思いませんでした。最初の入りは良い流れだったので、早いうちに点が入ればと思いながら見ていました。失点はサイドにおびきだされて中のスペースを空けられて、というプレシーズンでの対戦の時と同じようなかたちでした。そこで不安になってきたのか、ボールを繋いでゴール前まで行きながら少し焦っている印象を受けました。その後は落ち着いていつも通りの動きになって追いついてかなり良い流れになりました。最後の失点は油断ではないと思いますが、取るべきところで取れなかった残念な試合でした。選手はみんな手を抜かずにベストを尽くしてくれて、菅澤選手や安藤選手はアップダウンでいつも以上に多く走ってくれたので感謝しています。勝たせてあげられなかったので、リスクマネジメントのところで後悔が残る試合になってしまいました。また切り替えて次に向かっていこうと思っています。
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ここまで数試合、内容と結果がマッチしていない試合が続いていたので、なんとしても結果にこだわって挑もうと試合に入りました。それにあたってチーム全体で緊張感のある質の高い練習をしていたので、ピッチに立った選手はそこをしっかり表現してくれたと思っています。
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——得点シーンを振り返って
川島選手が持った時に、絶対にここだというコースが空いていたので走り込みました。トラップもすごく上手くいってシュートまでスムーズにいけたので、蹴った瞬間に入ることがわかりました。
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——得点シーンを振り返って
ボールが来なくてもゴール前に入っていこうと思っていました。近賀選手からのパスではありませんでしたが、結果的にボールが転がってきて良かったです。ボールが来たときからあそこのコースに打つことを決めていたので、思っていた通りに蹴れて良かったです。
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