3/12(日)14:00キックオフ 浦和駒場スタジアム
先に大きなチャンスを迎えたのはちふれASエルフェン埼玉。23分、相手のパスミスを拾った#11祐村ひかるが前を向きロングシュートを放ちますが、三菱重工浦和レッズレディースのGK#12福田史織の好セーブでゴールとはなりません。その後も得点は生まれずスコアレスのまま進んだ89分、途中出場の浦和#19塩越柚歩が中央でドリブルで持ち運びラストパス。それを受けた#11清家貴子が右足で決め浦和が先制。試合終盤にスコアが動きます。この1点を守り切った浦和が埼玉ダービーを制し、4連勝となりました。
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三菱重工浦和レッズレディース
楠瀬直木 監督
我慢の試合だなと思いながら見ていました。最後に清家がゴールを取ってくれましたが、サポーターの方々、試合に出場している選手、ベンチの選手たち、みんなの力で取れたゴールだと思います。今日のような試合を勝利に繋げられるという点では、去年に比べたら本当にたくましくなったと感じます。選手たちの成長が見れるので、あまり悪いことは見ずに前を向いていければと思います。ただ、サポーターの方にはもっと得点シーンを見せなくてはいけないという気持ちはありますが、本当に今日は頑張ってくれたと思います。
ちふれASエルフェン埼玉
田邊友恵 監督
前節に続き上位チームとの試合でした。ボールを奪いにいく部分で、前節に出た課題を今節に活かしたいと思い試合に入りました。前半は慣れるまでに少し時間がかかってしまい、押し込まれる時間も多かったですが、少しずつ慣れてきてボールを奪えるようになりました。後半はそれを踏まえて、ボールを奪ったときに自分たちでどう攻撃をしていくのか、より空いてくるスペースをいかにケアをするのかという点においては、選手がしっかりとやってくれたと思います。しかし、ペナルティエリア内での強さや、シュートを決めきる力の差をすごく感じたゲームでした。最後まで耐えられなかったことや、フィニッシュで終わることが出来なかったことを課題として突きつけられました。終盤までスコアレスで試合を進めることが出来たのは初めてだったので、すごく良い経験ができた試合だったと前向きに捉えていければと思います。