4/23(土)13:00キックオフ 長野Uスタジアム
開始4分、三菱重工浦和レッズレディースは#10安藤梢のミドルシュートで先制するも、22分にAC長野パルセイロ・レディース#10瀧澤千聖が角度のないところからシュートを放ち、同点に追いつきます。28分、コーナーキックのこぼれ球にフリーで待っていた浦和#9菅澤優衣香が左足で流し込み、勝ち越しに成功。菅澤は通算10得点目をマークします。AC長野も反撃し、前半のうちに試合を降り出しに戻します。後半に入ると拮抗した試合展開が続き、同点のまま試合終了かと思われた90+2分、ヘディングの折り返しに#7高橋はなが合わせて決勝点。浦和が競り勝ち、白星を飾りました。
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AC長野パルセイロ・レディース
小笠原唯志 監督
佐久の方からも子供たちが応援に来てくれたこともあり、WE ACTION DAYを通して仲間が増えたことは本当に嬉しく思いますし、今日はなんとしてでも浦和さんに土をつけたいという思いで1週間準備して試合に挑みました。得点が取れなかったことに関しては課題でしたが、今日2点取ることができたことは喜ばしいことですし、また1歩進んだかなと思います。ただゲームに関しては、最後に浦和さんにねじ伏せられてしまいました。1歩1歩突き詰めてやっていますが、なかなか結果に結びつけられないことは私の責任にあると思います。セットプレーや流れの中での構築も、ヘッドコーチが選手に落とし込んでいる成果は十分に出てきています。何度もチャンスはありましたが、決められなかったところで最後浦和さんに力負けしてしまい、本当に悔しいなと思います。選手やスタッフを含めて、練習からゲームまでは僕自身としては100点をつけてあげたいぐらいです。次はジェフ戦になりますが、勝ってホームに帰ってきて連勝に持っていきたいと思います。
FW #14 泊志穂 選手
チームとしてなかなか勝ちが無い中で、今日は絶対に勝とうという気持ちで臨みました。早い時間に失点してしまいましたが、気持ちも下がることなく得点を狙いにいけたことでチャンスを作ることができたと思います。そのチャンスで決めることができて良い勝負ができたと思いますが、最後の最後で決められてしまうところは、自分たちの課題として持っておかないといけないと感じましたし、自分のシュートシーンをもっと増やすところを努力していきたいと思いました。
MF #10 瀧澤千聖 選手
前半の早い時間に失点してしまいましたが時間がたくさんあったので、追いついてもう1点取りにいこうという気持ちでした。前半だけに関しては、失点したあとに取り返すことができたので良かったと思います。後半何度も自分たちの流れがきていました。勝てる試合にできるチャンスもたくさんあったので、そこで決めきれなかったことがすごく悔しいですし、自分たちがもっと気を張って守備をしていたら負ける試合にはならなかったと思います。
三菱重工浦和レッズレディース
楠瀬直木 監督
今日のゲームプランとしては、仕掛けていって先制点をもぎとろうと話していました。その中で安藤選手が素晴らしいゴールを決めてくれました。このような展開だともう少し楽にいけるかなと思ったのですが、長野さんのホームでの後押しもあり、点を取っても取り返されるという展開が続きました。もう少しボールを回せるかなと思いましたが、しつこくマークに付かれたので少しリズムを崩されたと思います。最後はなんとか高橋選手が決めて勝つことができました。相手チームも徐々に向上してきているので、これからも色々な部分で強化して頑張っていきたいと思います。
DF #7 高橋はな 選手
まず勝てたとこにホッとしています。チームとしてまだまだやるべきことはたくさんありますし、失点が目に見えて多いので、守備の選手としてもチームとしても修正していかないといけないところだと思います。毎試合ゴールを決めたいと思いながら試合に臨んでいるので、やっと決めることができました。
MF #10 安藤梢 選手
早い時間で先制できましたが追いつかれて、その後も追い越して追いつかれてという苦しい内容でしたが、最後勝ち切れたのでホッとしています。
——先制したあとに気をつけていたこと
ここ何試合か失点が多かったので、自分のポジション的にも失点は0でいきたい思いはありました。その中で失点してしまいましたが時間はまだあったので、前向きに取りにいけると思い強気にプレーしました。