4/16(土)13:00キックオフ ノエビアスタジアム神戸
INAC神戸レオネッサは32分、WEリーグ初出場の#14京川舞がワンタッチで縦パスを入れると、#9田中美南の素早い反転から右足でシュートを決めI神戸が先制します。AC長野パルセイロ・レディースは後半に入り、#6大久保舞の落としから#20村上日奈子がゴールを狙いますが、I神戸#1山下杏也加の好セーブで同点とはなりません。ここまでわずか3失点の堅い守備が光り、田中のゴールを守り切ったI神戸が1-0で勝利。14戦負けなしとなりました。
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INAC神戸レオネッサ
星川敬 監督
前節までの大きい3連戦を終えて、メンタル的にもクリアになった中での今日の試合でした。怪我人等が出て少し構成が変わった試合になりましたが、良い部分がなかなか出せず、苦しい試合になってしまった印象です。
——京川選手への評価
病気の重さを考えると、復帰して普通にプレーしていること自体が驚きです。チームとしても喜ばしいことですし、京川選手自身も頑張った成果だと思うので、復帰戦を勝利で飾れたことはすごく嬉しく思います。得点にも絡んでいるので、彼女の良さがチームの力になってくれると思います。ここからまた新しいスタートだと思うので、期待していきたいです。FW #9 田中美南 選手
勝てて終われたことはチームにとってはプラスですが、複数得点を取りたかったです。個人的にもチャンスがあったので決めきりたかったのと、マンツーマンで来る相手に対して少し工夫が足りず受けに回ってしまったので、そこは課題だと思います。
FW #14 京川舞 選手
この1年間自分自身と向き合う時間が増えた中で、やっとホームスタジアムのピッチに立てたことは、世界の舞台に立った時と同じような嬉しさがありました。
——早速アシストで結果を残しました
オフザボールの動きは自分の良さだと思うので、あのシーンで田中選手、成宮選手が見えました。相手の空いていたスペースを感じ取った時に阪口選手から良いボールが来たので、良いスルーパスが出せました。外から試合を見ることが多かったからこそのポジショニングができたのかなと思いました。
AC長野パルセイロ・レディース
小笠原唯志 監督
遠い神戸まで長野のサポーターに来ていただきました。勝ち点3を取ろうと挑んでいきましたが、残念ながら取ることができませんでした。首位のINACさんに初黒星をと意気込んでいましたが、決めきるところや要所要所で我々との差を感じました。前回戦った時よりも物怖じすることなく、果敢にプレーしていたので次に繋がる試合だったかなと思います。マイナビ戦から同じことを言っていますが、選手たちは日々成長していると感じます。また、スタッフも良いセットプレーやトレーニングの構築を本当によくやってくれているので、選手が伸びてきているのが毎試合楽しみになってきています。次の相手は浦和さんになりますが、変わらず勝ち点3を取りにいく気持ちで挑んでいきたいと思います。
MF #6 大久保舞 選手
INACさんは個の能力が高いので、自分たちが守備に回る時間が多かったです。チャンスが無かったわけではないので、そこで決めきる力というものが自分たちにはなかったと思います。シュートまでの持っていきかたや崩しのアイデアが全然ないので、もっと突き詰めてやっていかないといけないと思いました。
FW #20 村上日奈子 選手
個人としては久しぶりに試合に出場しました。何か結果を残したいと日頃の練習から思っていた中での今日の試合でした。結果的にシュートは打てましたが、サイドで多くやられてしまったり、相手のスピードについていけない部分がありました。まだまだ力不足だなと感じましたし、INACさんとの力の差を感じた試合になりました。