3/27(日)14:00キックオフ 広島広域公園第一球技場
両チームともアグレッシブにゴール前へ迫る場面が見られる試合に。リーグ戦ホーム初勝利を目指すサンフレッチェ広島レジーナは前半9分、#5木﨑あおい、#7川島はるなとボールを繋ぎ、最後は#9上野真実がゴールを狙いますが得点ならず。試合が動いたのは86分。三菱重工浦和レッズレディース#11清家貴子がクリアボールを受けると、相手ゴールキーパーの位置を見てシュートを放ちます。ボールは綺麗な弧を描いてゴールに吸い込まれ、先制。このゴールが決勝点となり浦和が勝利を収めました。
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サンフレッチェ広島レジーナ
中村伸 監督
レッズさんに対して個人の能力も高く、組織として熟成もしていて、我慢する時間が長くなることは想定していた中で、まずは我々が守備の部分でどういうつながりを持って相手に隙を与えず、狙いを持った奪い方からつなげていくか、その回数をどうやって増やしていくかというところに意識してゲームに向かいました。その部分に関しては選手たちはハードワークをしてくれましたし、試合の流れに向き合いながらやってくれたなという印象ではあります。ただ、奪った後のボールの動かし方であったり、引き出し方であったり、最後にアタッキングサードでどう崩していくのかというところは、数は多く作れないので、そこまでつなげていけるように今後継続してやって行くことが必要だと認識しています。
MF #23 柳瀬楓菜 選手
前半から球際のところや守備の面ではしっかり負けないように、そこの意識は強く持って入りました。でも、相手の寄せだったり、攻撃の時に自分の判断が遅くて(ボールを)奪われるシーンが何度かあったので、その部分ではもっともっと自分の技術を上げていかなければいけないなと思いました。
GK #31 福元美穂 選手
——待望の初出場となったが、この試合に向けての準備は?
いつもと変わらずというか、これまでもいつ行ってもいい準備をしていました。今日はチャンスをいただいたので、いつも通り試合に臨みました。
三菱重工浦和レッズレディース
楠瀬直木 監督
最終ラインを崩せないまま、ミスもそのあたりで出てしまったのかなと思っています。もうちょっといくつかチャンスが来るんじゃないかと思ったんですけど、前半は単調な感じだったので、後半に清家を前に出したり、リズムを変えていくという狙いだったんですが、今日は辛抱の戦いという感じでした。ただ、最後に得点を取ってくれたので、何とか勝点3を取ることができたんですけども、単調になるところやリズムの変え方などは、次にむけてやっていかなければいけないなと思っています。
DF #11 清家貴子 選手
前半から結構きつい試合で暑さもありましたし、なかなか自分たちの形でうまく攻められない時間が長くて、みんなで焦れずに90分戦った結果、勝ててすごくホッとしています。
DF #4 佐々木繭 選手
なかなか自分たちの距離感でできる時間が少なかったので、全体的に言うとちょっと苦しい試合だったかなという印象です。得点してから追いつかれる試合が続いていたので、無失点でいることは第一に考えていました。