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リリース
2024.09.12
WEリーグ×パーソルグループ制作のドキュメンタリー動画
「WE LIFE ~WEリーグの主人公たち~」第21回公開!


公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)は本日、WEリーガーやWEリーグ周辺ではたらく方にスポットライトをあてたドキュメンタリー特別動画シリーズ「WE LIFE ~WEリーグの主人公たち~」特別編を配信しました。

第21回は、三菱重工浦和レッズレディースの石川璃音選手。なでしこジャパンのメンバーにも名を連ねる日本を代表する若きセンターバック。三菱重工浦和レッズレディースでWEリーグ連覇に貢献した石川選手へ密着しました。JFAアカデミー福島で過ごした学生時代から、プロサッカー選手として三菱重工浦和レッズレディースに加入し、現在に至るまでを振り返っていただきました。猶本光選手・安藤梢選手とのスリーショット対談では、石川選手とチームメイトとの仲の良さがうかがえます。日本女子サッカーの未来の主軸として期待されるセンターバック 石川選手に迫ります。

本動画シリーズは、WEリーグシルバーパートナーであるパーソルグループとともに制作・配信しており、たくさんの人々が性別を超えてさまざまな職業や役割で活躍する様子を社会に伝え、キャリア支援にもつなげていくことを目的としています。WEリーグ公式YouTubeやパーソルグループ公式YouTubeなど各メディアにて順次公開します。

ドキュメンタリー特別動画シリーズ 「WE LIFE ~WEリーグの主人公たち~」
動画概要

第21回は、三菱重工浦和レッズレディースの石川璃音選手に密着取材。サッカーを始めた幼少期から、JFAアカデミー福島へ通った学生時代、そしてプロ選手として三菱重工浦和レッズレディースに加入するまでのキャリアを振り返っていただきました。猶本光選手・安藤梢選手とのスリーショット対談では、チームメイトを愛し、愛される石川選手の素顔が伝わってきます。日本女子代表、そして第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)前後それぞれのインタビューにて思いを語る際には、感情があふれるシーンもありました。三菱重工浦和レッズレディースの2022-23シーズン・2023-24シーズンWEリーグ連覇に貢献し、2024-25シーズンの活躍も期待される石川選手の姿をご覧ください。

「WE LIFE ~WEリーグの主人公たち~」

第21回 石川 璃音選手(三菱重工浦和レッズレディース)





石川 璃音選手 プロフィール

2003年7月4日生まれ、秋田県出身

ポジション:DF

中学校進学時にJFAアカデミー福島へ入校、2022年より三菱重工浦和レッズレディースに加入。
三菱重工浦和レッズレディースの2022-23 WEリーグ初優勝、2023-24 WEリーグ連覇に貢献。三菱重工浦和レッズレディースを最終ラインから支える若きセンターバック。
2022年に開催されたFIFA U-20女子ワールドカップ コスタリカ2022では、全6試合に先発出場し準優勝。第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)メンバー選出。

三菱重工浦和レッズレディース 石川 璃音 選手 コメント

小学生の頃は新体操をやっていて、小学1年生の時に秋田県大会で2位になり東北大会に出ました。新体操の区切りのタイミングでサッカーを始めました。中学校進学時に地元の秋田県を離れ、JFAアカデミー福島へ進みました。その時は、寂しい気持ちではなくワクワクする気持ちの方が大きかったです。
進路を決めるタイミングで、JFAアカデミー福島の監督に練習参加をしたいチームを3つあげてほしいと言われ、その際に挙げた中の一つに三菱重工浦和レッズレディースがありました。最初に練習参加をしたチームが三菱重工浦和レッズレディースで、練習が本当に楽しかった記憶があり、チームの輪に入ってみると仲の良さもすごく感じたため、直感で他のチームへは練習参加をせずに、三菱重工浦和レッズレディースへの加入を決めました。
三菱重工浦和レッズレディースに加入をしたプロ一年目は、なかなか試合に出ることができず、何をやっているのだろう、という思いが強かったです。そのような状況でしたが、相談することができる先輩がたくさんいました。試合に出られないからこそできるきつい練習にも取り組めたので、無駄ではないシーズンだったと思います。
FIFA U-20女子ワールドカップ コスタリカ2022が終わってから、けがを負ってしまったのですが、早くこのチームでデビューしたいという思いが強かったため、少し痛い状態でも出場ができると言い続けていました。ですが、猶本光選手からWEリーグはそれほど簡単なものではないということや、デビュー戦は本当に大事なものだから万全な時に試合に出た方が良いということを言っていただき、1試合飛ばして次の試合に出場しました。その試合で猶本選手が蹴ったコーナーキックからゴールを決めることができました。
2022-23シーズンはWEリーグ全試合にフル出場をさせてもらい、自分の足りないところに気づけました。ミスをしても味方がカバーをしてくれたので、周りの仲間たちには本当に助けられました。仲間に助けられた分、2023-24シーズンは自分がこのチームを支えようと思い、取り組んだシーズンでしたし最後の最後まで声を出し続けることを頑張りました。
三菱重工浦和レッズレディースでの日々は楽しいです。みんながみんなの為に動いているということをすごく感じますし、全員がみんなのことを思っていると本当に思います。
(第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)の招集メンバー入りが叶わず、バックアップメンバー選出となる)
第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)を目指していたからこそ悔しい思いがあり、メンバー発表の時に一番感じたことが申し訳ないという気持ちでした。たくさんの人が応援してくれていることに対して応えられなかったという思いと、2023-24シーズンに自分が行ってきたことに対して勝手に自分を否定してしまい、自身を信じ切ることができなかったところも悔しいなと感じました。それでも連絡をしてくれる方が自分の周りにいることが嬉しかったです。難しい立場だけど頑張れという言葉をかけてくれる人や、バックアップメンバーでもすごいことだと言ってくれた人がいますし、そう言ってくれる方々がいるからこそ、もう一回頑張ろうと思いました。

※本企画は、WEリーグ公式YouTubeやパーソルグループ公式YouTubeなど各メディアにて順次公開します。

WEリーグ公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCCp4d48-EN9WQRmfX9YQjIA

パーソル公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCb8AjQVp414IadpW5BKH6hA

【パーソル】WEリーグ応援特設ページ:https://www.persol-group.co.jp/special/weleague/

映像制作担当ディレクターによる編集後記

正直に言うと、第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)に向けたメンバー発表で彼女の名前が呼ばれなかった時、思わず空を見上げてしまった。
その数日後に行われた取材、気丈に振る舞ってはいたが、石川選手の悔しさはインタビューの言葉の節々からこちらにも痛い程、伝わってきた。
対して、第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)を終えて行った最後のインタビュー取材。彼女の表情はどこかスッキリしているようにも感じた。バックアップメンバーとして臨んだ大舞台だったが、出場機会も掴み、行かなければ味わえない多くのことを体感したと言う。 今回の取材で感じたことは、石川選手が本当に仲間を大切にし、仲間から大切にされていることだ。彼女の周りには笑顔の輪が自然と広がる。それは彼女の人柄が呼び寄せるのだろう。
2024-25シーズンも彼女は、三菱重工浦和レッズレディースのエンブレムを胸に戦う方向だ。
「レッズでまだまだやることが残っているなと感じました。また、レッズもそうですし、WEリーグもしっかり盛り上げられるように頑張りたい。」
その言葉に覚悟の大きさを感じずにはいられなかった。
「今までは自分の一番の味方は自分自身だと思っていたが、周りの存在の大きさを実感した大会でした。」
数多の感情や経験を味わった夏を経て、彼女は一層、輝いていくことだろう。
石川璃音はこれから、どんな物語を紡いでいくのか?7月に21歳を迎えた石川璃音の未来は無限大に広がっているはずだ。

企画趣旨、制作背景

WEリーグの誕生により、女子も「プロサッカー選手」という職業を目指せるようになりました。WEリーグでは、プロになった選手たちはもちろんのこと、たくさんの人々が性別を超えてさまざまな職業や役割で活躍しています。本企画では、「女子サッカー・スポーツを通して、夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する」という理念を持つWEリーグとグループビジョン「はたらいて、笑おう。」を掲げるパーソルグループの取り組みとして、WEリーガーやWEリーグに関わる人々に密着し、人生観やはたらき方に対する価値観について紹介します。すべてのはたらく人々を支援しているパーソルグループとWEリーグで協働し、たくさんの人々が性別を超えてさまざまな職業や役割で活躍する様子をこのドキュメンタリー動画を通じて社会に伝えていくことで、WE ACTION MEETING※ 参加選手から出た課題でもある「女性のネガティブ面ばかり取り上げられる問題」への課題解決につなげるとともに、「WEリーグ」に関わる選手・スタッフへのキャリア支援、女性活躍推進に貢献してまいります。

※第6回 WE ACTION MEETING レポート:https://weleague.jp/news/1260/


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