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リリース
2024.06.29
WEリーグ×パーソルグループ制作のドキュメンタリー動画
「WE LIFE ~WEリーグの主人公たち~」番外編公開!


公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)は本日、WEリーガーやWEリーグ周辺ではたらく方にスポットライトをあてたドキュメンタリー特別動画シリーズ「WE LIFE ~WEリーグの主人公たち~」番外編を配信しました。

番外編は、2011 FIFA女子ワールドカップドイツで世界一に輝き、翌2012年のロンドンオリンピックでは準優勝を果たした元なでしこジャパンの海堀コミュニティオーガナイザー。WE LIFE第1回にも登場し、パーソルグループとのWE LIFE企画立ち上げの打合せの様子等、引退後の仕事に取り組む姿を披露した海堀コミュニティオーガナイザーとリアルに触れあえるイベントとして「REAL WE LIFE―パーソルグループ×WEリーグ 共同企画イベント―海堀あゆみと一緒にゴールキーパー体験 & 夢について考えよう!」を開催。同じく元なでしこジャパンのメンバーで、現在はちふれASエルフェン埼玉で強化・育成に携わる山郷のぞみさんとのゴールキーパー体験会、オリンピック出場経験のあるパーソルキャリア株式会社 山田優梨菜さんとの夢について考えるセッションの様子をお届けします。海堀さんのゴールキーパーに対する思いや子どもたちへのメッセージをご覧ください。

本動画シリーズは、WEリーグシルバーパートナーであるパーソルグループとともに制作・配信しており、たくさんの人々が性別を超えてさまざまな職業や役割で活躍する様子を社会に伝え、キャリア支援にもつなげていくことを目的としています。WEリーグ公式YouTubeやパーソルグループ公式YouTubeなど各メディアにて順次公開します。

ドキュメンタリー特別動画シリーズ 「WE LIFE ~WEリーグの主人公たち~」
動画概要

番外編は、2011 FIFA女子ワールドカップドイツでの優勝を経験した元なでしこジャパンのメンバーで、現在、WEリーグ コミュニティオーガナイザーを務める海堀あゆみに密着取材。本動画シリーズ第1回目にも登場した海堀コミュニティオーガナイザーと一緒に、小学生を対象としたゴールキーパー体験会および夢について考えるセッションを開催。その一日に密着しました。
ゴールキーパーとして第一線でプレーしてきた海堀コミュニティオーガナイザー。勝ち負けではなく、純粋にゴールキーパーの楽しさを伝えたいと語ります。なでしこジャパンでともにゴールキーパーとしてプレーした山郷のぞみさんとゴールキーパー体験会を実施。51人の子どもたちがゴールキーパーグローブを着け、芝生のピッチを走り回りました。トークセッションでは、山田優梨菜さんとともに、子どもたちへ夢を持つことの大切さについて語り、向き合う海堀コミュニティオーガナイザーの姿にご注目ください。

「WE LIFE ~WEリーグの主人公たち~」

番外編 WEリーグ コミュニティオーガナイザー 海堀あゆみ





海堀 あゆみ プロフィール

京都府長岡京市出身。小学2年生からサッカーを始める。
2011年には、FIFA女子ワールドカップドイツで初優勝を飾り、決勝戦のMVPならびに大会優秀選手に選出された。
2012年ロンドンオリンピック準優勝、2015年FIFA女子ワールドカップカナダ準優勝。
2015年に引退するまで、国内リーグ200試合以上、国際Aマッチ53試合に出場。
2021年11月にWEリーグコミュニティーオーガナイザーに就任。

WEリーグ コミュニティオーガナイザー 海堀 あゆみ コメント

私自身がもともとゴールキーパークリニックのような体験会を行いたいと思っていました。2月のALL WE ACTION DAYの際に、私と今回参加いただいた山郷のぞみさん(ちふれASエルフェン埼玉/強化・育成担当)、山下杏也加選手(INAC神戸レオネッサ)、浅野菜摘選手(ちふれASエルフェン埼玉)、福永絵梨香選手(セレッソ大阪ヤンマーレディース)のゴールキーパー5人が集まり、ゴールキーパーの普及をしていきたいといった話があり、今回の「ゴールキーパー体験&夢について考えよう!」を企画した最初のきっかけです。その後、WEリーグ内でゴールキーパーの普及イベントを実施したいと伝えたところ、シルバーパートナーのパーソルグループさんのご協力もあり、実現することができました。

女子サッカー界では、ゴールキーパーをやる選手が少ないという問題があります。11人のメンバーを集めたとしても、ゴールキーパー経験者が全くいないこともあり、試合を行っても21-0の大差で負けるということがあります。改めてゴールキーパーの重要性を感じました。今回の体験会のように、勝ち負けではなくてゴールキーパーをやることが楽しいと知る機会がもっとあると良いと思います。

子どもたち全員がキーパーグローブを着けて、素晴らしい芝生のピッチでゴロゴロと転がりながらゴールキーパー体験をして、楽しかったと言ってくれました。またゴールキーパーをやりたいと思ってもらうことや、チームメイトにゴールキーパーというポジションは楽しいということを、きっと話してくれると思います。本当に小さな一歩ですが、このようなきっかけができたことが良かったです。この体験会を一回で終わらせずに二回目・三回目と続けることが出来るように私自身は頑張りたいと思います。

欲を言えば、全員がゴールキーパーをやりたいと思ったり、ゴールキーパーをやったことがあるよと言う子どもたちが増えていくと嬉しいです。ただ、日本では得点を決めた選手が目立つので、メディアの皆さんや指導者の方たちにもゴールキーパーの凄さや大変さを伝えていただきたいです。ゴールキーパーは本当に大変なポジションだと思いますが、プレーをする選手や子どもたちへリスペクトやありがとうの気持ちを周りの人たちが持つことができるようになると、ゴールキーパーをやりたい子が増えると思います。

※本企画は、WEリーグ公式YouTubeやパーソルグループ公式YouTubeなど各メディアにて順次公開します。

WEリーグ公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCCp4d48-EN9WQRmfX9YQjIA

パーソル公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCb8AjQVp414IadpW5BKH6hA

【パーソル】WEリーグ応援特設ページ:https://www.persol-group.co.jp/special/weleague/

映像制作担当ディレクターによる編集後記

現在、WEリーグ コミュニティオーガナイザーとしてWEリーグの発展に努める海堀あゆみさん。そんな彼女が危惧する問題が、「女子サッカー界にゴールキーパーが少ないこと」。

彼女は自身の今までの経験と女子サッカー界の現状を照らし合わせ、今自分にできることを模索。多くの子どもたちに、ゴールキーパーの魅力を伝え、将来の選択肢の一つとして考える機会を作りたい。そんな想いから立ち上がった企画が今回のゴールキーパー体験会だった。

体験会で、子どもたちが伸び伸びとグラウンドを飛び回る姿を目にした海堀さんからは、今後の活動に向けた決意が一層、感じられた。

企画趣旨、制作背景

WEリーグの誕生により、女子も「プロサッカー選手」という職業を目指せるようになりました。WEリーグでは、プロになった選手たちはもちろんのこと、たくさんの人々が性別を超えてさまざまな職業や役割で活躍しています。本企画では、「女子サッカー・スポーツを通して、夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する」という理念を持つWEリーグとグループビジョン「はたらいて、笑おう。」を掲げるパーソルグループの取り組みとして、WEリーガーやWEリーグに関わる人々に密着し、人生観やはたらき方に対する価値観について紹介します。すべてのはたらく人々を支援しているパーソルグループとWEリーグで協働し、たくさんの人々が性別を超えてさまざまな職業や役割で活躍する様子をこのドキュメンタリー動画を通じて社会に伝えていくことで、WE ACTION MEETING※ 参加選手から出た課題でもある「女性のネガティブ面ばかり取り上げられる問題」への課題解決につなげるとともに、「WEリーグ」に関わる選手・スタッフへのキャリア支援、女性活躍推進に貢献してまいります。

※第6回 WE ACTION MEETING レポート:https://weleague.jp/news/1260/


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