ちふれASエルフェン埼玉は2024年2月10日に埼玉県熊谷市の熊谷スポーツ文化公園体育館で「子どもたちの未来に夢や希望を!」と題した、児童養護施設のみなさんとの交流会を開催しました。このイベントはALL WE ACTION DAYの取り組みとして開催されました。2部構成で行われ、選手と一緒に体を動かしたあと、“比べなくてもいいんだよ。みんな違っていい”をテーマとしたワークショップで意見交換を行い、交流をしました。
当日は18名の子どもたちと選手25名が参加しました。子どもたちはクラブからプレゼントされた選手とおそろいのパーカーを身に着けて参加をしました。最初の自己紹介では、選手たちが優しく話しかけ、子どもたちにも笑顔が広がりました。
第1部の「遊ぼうセッション」では、さまざまなプログラムを体験しました。まずは、選手たちがパフォーマンスをする「エルフェンショー」を披露。荒川恵理子選手の調理道具の“おたま”を使ったリフティングや、松久保明梨選手、祐村ひかる選手が華麗なボールテクニックを披露し、子どもたちから歓声があがりました。
続いて、サッカー体験、おにごっこ、障害物リレーなどをして、選手と子どもたちが一緒に体を動かしました。
第2部の「トークセッション」では“比べなくていいんだよ。みんな違ってみんないい”をテーマにグループワークを行いました。「今やっていて楽しいこと」や「これからやってみたいこと」について意見を出し合い、それぞれ発表をしました。
イベントも無事終了し、すっかり打ち解けた選手と子どもたち。即席のサイン会や撮影会が行われ、楽しい時間の余韻を味わっていました。
このイベントは、選手が主体的に企画から実施まですべてに関わりました。リーダーの1人として企画の最初から携わってきた岸みのり選手は「今回のイベントに向けて、事前に選手たちで何度も会議を繰り返しました。企画や当日の進行も選手主導で行い、運動が得意ではない子どもでも楽しめるレクリエーションを考えるなど工夫をしました」と今回のイベントにかけた想いを語りました。
また、3月10日のホームゲームには、児童養護施設の子どもたちを招待しました。今後も、継続して交流を行い、子どもたちが選手と一緒に楽しい時間を過せるような取り組みを企画していきます。