INAC神戸レオネッサの皆様、皇后杯 JFA 第45回全日本女子サッカー選手権大会優勝おめでとうございます。前回大会で準優勝だった悔しさを晴らす7大会ぶりの優勝は格別のものと思います。選手、監督、スタッフをはじめ、ファン・サポーター、クラブに関わる全ての方々に心よりお祝い申し上げます。
最後の最後に同点に追いつき、延長戦、PK戦にまでもつれ込んだ決勝は、2023-24 WEリーグの前半戦を首位と2位で走る2クラブによる、ハイレベルな戦いでした。その女子サッカー最高レベルの試合を共に作った三菱重工浦和レッズレディースの皆様におかれましても、大会中の負傷で不在の選手もいる中、最後まで素晴らしいサッカーを見せてくださいました。準優勝、誠におめでとうございます。
今大会は、準決勝でも2試合とも延長戦となりましたが、すべての試合において日本女子サッカーのレベルの向上が感じられ、益々の発展の可能性を感じさせてくださる大会となりました。この大会に関わる全ての皆様へ感謝いたします。
2月末にはパリオリンピック出場の権利をかけたアジア最終予選が行われます。本日戦った2チームをはじめ、今大会で活躍した多くの選手が日本女子サッカー界を背負って戦ってくれます。サッカーファミリー、そして日本中の皆様とともに、なでしこジャパンの後押しをしたいと思っています。そして、3月に再開をする2023-24 WEリーグの後半戦でも、多くの方々に女子サッカーの面白さを感じていただけるよう、頑張ってまいります。引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。
公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ
チェア 髙田春奈