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レポート
2023.06.08
WE ACTION DAY マイ仙台と中高生が一緒に謎解きゲームをして新たなつながりを

520日の2022-23 Yogibo WE リーグ第19節に、マイナビ仙台レディースが今シーズン2回目となるWE ACTION DAYの活動を実施。謎解きゲーム「マイナビ仙台レディースを救え!宇宙危機からの脱出」を参加者42名と選手24名、監督・スタッフ10名が一緒に楽しみました。

「マイナビ仙台レディースを救え!」協力して謎解きにチャレンジ

ユアテックスタジアム仙台のウォーミングアップ場に、宇宙が映し出されたスクリーンが展開されてイベントがスタート。果たして何が始まるのか興味津々の参加者の前に、進行役の「マスター」から、「マイナビ仙台レディースのマスコットであるマイビィの故郷・デネブに隕石が衝突したことにより、選手やマイビィ、ユアスタがデネブに引き込まれそうになっています!君達はエージェントとして、グループメンバーや選手たちと協力し、制限時間内にチームが引き込まれるのを食い止めよう!」と、状況説明がありました。

 

まずは、参加者は35人で、AL12チームに分かれます。チームごとに与えられた「ドリームシート」に記載された謎を解き、オペレーションセンターに提出。正解したチームにはカードとプロフィールシートが渡されます。センターと反対側のエリアでは選手やスタッフがとらわれの身になっており、参加者はカードに描かれた記号に合う選手を見つけ出し、一緒に謎を解いて救出する流れです。

 

最初の謎解きに参加者同士でチャレンジ。法則に基づいて空白の文字欄を埋めたり、暗号を解読したり。グループのメンバーのみで相談しつつ、謎を解きます。開始から約11分後に最初のチームが謎を解き、今度はとらわれている選手たちと柵を挟んで情報を交換。オペレーションセンターで渡されたカードに描かれた動植物の記号に合う選手たちを救出します。開始から約26分後に最初の選手が救出されると、34分後には全選手が救出されました。

 

そして今度は各チームに2人ずつ選手たちが加わり次のミッションへ。マイビィやユアスタを解放するためには、参加者と選手たちの「夢エネルギー」が必要なのだそうです。そこでチーム内で一緒に自分たちの夢を語り合った後に、全員で次の謎を解きます。

 

さて、制限時間内に全員が任務を達成できるのか。開始から約45分後、ついに全12チームが、謎解きの解答をオペレーションセンターに報告。任務は果たされました。

 

新たなミッションを選手とともにクリア。これからの試合でパワーを送りサポート

参加者とマイナビ仙台レディースの選手たちでコミュニケーションを取りながら、謎を解決して宇宙は危機から救われたはずが、マスターのもとに、新たな情報が訪れます。

 

「なんと行き場を失った怪電波がこの会場を直撃。その崩壊を止めるために、全チームで協力して緊急ミッションをクリアせよ!」ということで、画面に映し出された謎に、今度は全員で取り組むことに。

 

まずは先程救出して一緒に謎を解いた選手たちを、画面の指示に従ってポジションごとに並べるミッションをクリア。そして、最後に表示されたのは、選手の背番号が表示された暗号。これを解読しなければいけません。参加者の方で分かった人が、最初に取り組んだ謎のヒントに基づいてこれを解きます。

 

「会場全員で 20 9 7 6 と 2 5 1」→「会場全員で さんきゅー と さけべ」と答えが出たところで、会場全員が「サンキュー!」と叫ぶと無事怪電波を吹き飛ばし、今度こそ宇宙は危機から救われたのでした。

 

チームを助けてくれた参加者の方々に、マイナビ仙台レディースを代表して、キャプテンの市瀬菜々選手からお礼の言葉がありました。「ゲームを通して、自分たちのことを少しでも知ってもらえたと思います。みなさんの熱い応援が私たちのパワーになるので、ぜひユアスタに足を運んで一緒に戦ってください」という市瀬選手から、参加者に527日のホームゲームチケットが送られることが発表されました。

 

マスターからも、選手たちはデネブに吸い込まれかけた際にエネルギーを吸い取られかけたとのことで「試合で応援パワーを送ってサポートしよう!」と呼びかけがありました。

 

謎解きゲームを通じて、新しいつながりができた一日

一見、サッカーからは想像もつかない謎解きゲームから始まった今回のWE ACTION DAY。しかし、参加者が選手たちや、ヒントを与えてくれるスタッフたちとコミュニケーションをとるうちに、それぞれの人となりや、得意なプレーを知ることができました。この謎解きゲームはクラブのプラチナパートナーである株式会社カケハシスカイソリューソンズのご協力のもと、クラブの女性スタッフを中心として企画してきました。そうしたスタッフが参加者に楽しんでいただけるしかけを随所に設けていたことも印象的でした。

 

参加者のうち、高校2年生の杉森聖莉さんと小亀萌絵さんは「市瀬選手たちみなさんとの交流が楽しかった」「夢の話で、サッカーの夢も、カフェを開きたいという夢も聞けて、いろいろ面白かった」と、選手たちの意外な素顔も知ることができたようです。

 

また、中学1年生の古内史美さんは「『謎解き』と聞いて、最初は『難しいのかな』と思ったのですが、みんなと一緒に解けて楽しかった。選手の人たちも優しかった」と、目を輝かせていました。今回のイベントで、初めてマイナビ仙台レディースやWEリーグを知り、より身近に感じた人もいたとのことです。

 

選手たちも、これまでとはまた違ったかたちでの交流ができたことを喜んでいました。佐藤楓選手は「これまでサッカーと違う競技をしてきた方もこういったかたちでサッカーと触れ合えたし、サッカーを通じていろいろな人の夢を語り合えたことも新鮮でした」と話します。佐藤選手のチームには、「このユアスタを満員にしたい」という、選手たちと同じ夢を持つ参加者の方もいたそうです。

 

最初に救出された松永未衣奈選手は「あとで最初の謎のカードを見せてもらったけれど難しかったですね。すぐに解いて私たちのところに来てくれたことも嬉しかった。みんながこれからスタジアムに来てくれれば力になるし、私たちも応えたい」と笑顔で振り返りました。

 

謎解きゲームとサッカーとのつながりが想像もつかない状態からスタートし、気がつけば参加した方々と選手・スタッフ、WEリーグとの間に新たなつながりができた今回のWE ACTION DAY。この日に参加された方々がこれからスタジアムでチームにパワーを送ってくれることで、またWEリーグと多くの笑顔とのつながりができるでしょう。

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