開幕戦以来のホームで勝利を目指す日テレ・東京ヴェルディベレーザは21分、#20木下桃香からパスを受けた#11藤野あおばがペナルティエリアの手前からシュートを放ち、先制に成功します。36分には初先発の#29松永未夢がドリブルで突破し、パスを受けた藤野のクロスに#9植木理子が合わせて追加点。さらに前半アディショナルタイムでは、#4西川彩華の移籍後初ゴールで3点を奪い、試合を折り返します。しかし、後半に入ると大宮アルディージャVENTUSのペースで進みます。78分に#33大島暖菜のWEリーグ初ゴール、87分には大島のクロスに#9井上綾香が流し込み1点差に迫りますが、あと一歩及ばず。東京NBが7戦負けなしで2位のI神戸へ勝点1差に迫りました。

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ハイライト

監督コメント

日テレ・東京ヴェルディベレーザ

竹本一彦 監督

前半は自分たちの思い通りに進めることができ、大宮さんの高い守備力をどう打ち破るかが課題でした。藤野選手のスーパーゴールで先制することができ、2点目そして前半間際には3点目も取ることができました。一方で前半の中で決めきれない展開があり、4点目、5点目が入ってもおかしくないような試合でした。3点を先制してはいたものの、追加点が必要な試合展開でした。後半に入ってもチャンスはありましたが、なかなか決めきれない展開が続きました。特に最後の15分では、WEリーグカップ決勝で浦和さんと対戦した時の記憶が思い出されたかのように非常にミスが出てしまい、相手に流れを渡してしまいました。決めきれない中で相手にチャンス渡して失点し、試合終盤で3-2とされましたが、今日のこの勝利は非常に大きいです。怪我人が多い中、高校生の松永未夢選手が先発出場してくれました。メニーナに所属している選手がプレーできて良さを見せてくれたと思いますし、この経験が次に繋がっていくと思います。これから代表期間で4選手抜けますが、次の試合まで2週間以上空くので、ここでしっかりとコンディションを整えて次のゲームに向かっていきたいと思います。

大宮アルディージャVENTUS

岡本武行 監督

前半に0-3とされて難しい試合になりました。相手にボールを支配される時間が多くなることは想定していましたが、良い形でボールを奪われてしまい、すぐにゴール前まで持っていかれてしまいました。ボールへプレッシャーをかけられなかったことが要因だと思います。後半は粘り強く守備をすることができました。しかし、後半は途中からシステムを変えて良い形でボールを奪えるようになり、前への推進力もできました。サイドを上手く使いながら2得点できましたが、もう少しで勝点1が取れたので、もっと突き詰めていければと思っています。