3/19(日)14:00キックオフ 味の素フィールド西が丘
試合前半をスコアレスで折り返し、迎えた67分。INAC神戸レオネッサ#10成宮唯が高い位置でボールを奪うと#2守屋都弥の右からのクロスに#27小山史乃観が合わせ、待望の先制点を奪います。I神戸を勝点差6で追う日テレ・東京ヴェルディベレーザも反撃。82分、コーナーキックのチャンスに#3村松智子が頭で合わせ、試合終盤で同点に追いつきます。その後は両チームともにチャンスを作るも、次の1点が決めきれず1-1で試合終了。勝点1を分け合いました。
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日テレ・東京ヴェルディベレーザ
竹本一彦 監督
今日は首位のINACさんとのビッグゲームだということを選手と共有しました。6ポイント差のゲームだったので、勝利しようという気持ちでした。スタッフとともに選手も自分の役割を整理してきたと思います。良い形で試合に入れましたが、前半からINACさんの球際や守備の意識がすごく高く、簡単に点が取れるゲームではありませんでした。そのため、お互いに集中力を欠いたり足が止まりだした後が勝負になると考えていました。先制点を取りたかったのですが、クロスから失点をしてしまい追いかける展開になってしまいました。このゲームで負けるわけにはいかないので、選手交代もしながらコーナーキックから点が取れて同点にできたことは非常に良かったと思います。もう1点を取りに行きたかったのですが、INACさんも皇后杯決勝のリベンジという思いもあるでしょうし、最後まで選手全員がファイトしたゲームでした。これで前半戦が終了し今節で浦和さんが首位に立ち、浦和さんとの勝点差を7で後半戦を迎えることになります。後半戦はチームの得点力、勝負強さを磨いて次の仙台戦に臨みたいです。
INAC神戸レオネッサ
朴康造 監督
前半では自分たちの守備はすごく良かったですが、前を向いてボールを奪えた後の攻撃のところでミスが多くなってしまいました。後半に入り少しずつ改善できた部分もあったと思います。攻め急がずに、サイドを揺さぶりながらビルドアップできるシーンが増えてきました。何度かビッグチャンスもあり、先制点を上手く取ることができました。とはいえ、最後にセットプレーでやられてしまったので、少し勿体ない失点になりました。この1試合を通してみるとすごく良い試合だったと思いますが、皇后杯で0-4で負けたことを考えるともちろん勝ちたかったです。