公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ（WEリーグ）は、WEリーグエクイップメントパートナーである株式会社モルテン（以下 モルテン、本社：広島市西区、代表取締役社長：民秋清史）が2022年に「好きなことを続けよう。スポーツを続けよう。」をスローガンとして開始したKeep Playingプロジェクトに賛同します。
一般社団法人バスケットボール女子日本リーグ（以下 Wリーグ、本部：東京都文京区、会長：河瀨直美）、一般社団法人日本ハンドボールリーグ（以下 JHL、本部：東京都新宿区、代表理事：葦原一正）とともに、競技横断でスポーツの競技継続を考える「Keep Playingプロジェクト」に取り組みます。
昨年度WEリーグが実施したWE ACTION MEETINGで挙げられた300以上のジェンダー課題の中には、「女の子がサッカーを続ける場が少ない問題」「女性は10代でスポーツやめちゃう問題」など、環境やライフステージの変化により少女や女性がサッカーを続けたいのに続けられないという課題が多く出されました。
サッカーにおいては、競技人口は12歳をピークに減少する傾向にあり、小学校から中学校の進学において女子チームが少なく競技をやめてしまう選手が多いことや、高校卒業後のプレー環境が少なく気軽に続けることが出来ないという課題があります。
WEリーグは「女子がスポーツを続けるために」を今シーズンのWE ACTIONテーマの一つとして取り上げ、2022年11月10日に11クラブの選手とともに「女子がスポーツを辞めてしまう理由、続けるために必要なこと」を議論するオンラインディスカッションを実施しました。（リーグレポート：https://weleague.jp/news/892/）
この度、課題解決のためのアクションの一環として「Keep Playing」プロジェクトに賛同をし、スポーツを頑張る女性プレイヤーや、試合観戦などを通じてこれからスポーツを始めたいと思っている全ての方を力づけ、応援していきます。
日本における女性スポーツ*の競技登録者数は高校を卒業後、大きく減少してしまいます。どんな競技レベルやライフステージでも、スポーツの持つ魅力に惹きつけられ、仲間と出会い、プレーを楽しみ、続けて欲しいと考えています。このメッセージが多くのスポーツをする人・みる人・支える人に届くことで、興味・関心につなげ、スポーツを継続する環境がより良いものになることに繋がっていくことを目指しています。2022年にはWリーグとの取り組みを開始しています。
https://www.wjbl.org/static/topics/23rd_pdf/20220302_HP_International_Womens_Day.pdf
*2021年バスケットボール、サッカー、ハンドボールの女性競技登録者数を参照
高校生から18歳以上になると競技登録者数はバスケットボール73%、サッカー36%、ハンドボール82%減少。
3月8日は、国連が1975年（国際婦人年）に定めた「国際女性デー」として知られています。また国連は、SDGsにおいても目標5「ジェンダー平等を実現しよう」として、「ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る」というメッセージを発信し続けており、これに共鳴する Keep Playing プロジェクトも、国際女性デーに向けて活動を行います。
今後、3リーグに所属する選手へのインタビューを通じたオリジナルロゴの制作や、スポーツを続けることの楽しさや悩み事を競技横断で話し合う選手座談会の実施を予定しています。また、国際女性デー周辺では、SNSで「好きなことを続けよう。スポーツを続けよう。」というメッセージを呼びかけます。
■モルテンについて
スポーツ用品メーカーのモルテンは、1958年よりバスケットボール、ハンドボール、サッカー、バレーボールなどの競技用ボールの製造と販売を実施。
世界中のトップリーグやチーム、国際大会で使用される公式試合球やスポーツエキップメントなどの革新的製品を生み出し、グローバル・スタンダードとしての品質を高め続けている。
■Wリーグについて
日本の女子バスケットボールの国内最高峰リーグとして1999年発足。
リーグ戦等を通して、女子バスケットボールをより魅力的なスポーツに育み、広く国民に《普及》し、楽しめるスポーツとして地域スポーツ振興に寄与し、選手の技術向上、チーム《強化》に努め、観る人に感動を与えると共に世界に通用する代表チームの編成に寄与し、女子バスケットボールを内外にアピールするために各種事業を行っている。
■JHLについて
日本ハンドボールリーグ（JHL）は1976年より国内トップリーグとして発足し、現在は男子12チーム、女子11チームが所属。
JHLでは、サステナブルな環境を構築することにより、日本ハンドボールの競技水準の向上、ハンドボールの普及および事業発展を目指し、豊かな日本スポーツ文化の確立、そして、社会連携、国際交流に寄与することを目的とし事業運営を行っています。
