勝点9で並ぶチーム同士の一戦。前半は日テレ・東京ヴェルディベレーザが試合の主導権を握り10本のシュートを浴びせます。しかし、大宮アルディージャVENTUS は#3鮫島彩やゴールキーパー#1望月ありさなど守備陣の奮闘で耐え凌ぎ、スコアレスで試合を折り返します。後半開始直後の50分、東京NBは#20木下桃香のパスを反転しながら受けた#9植木理子が冷静に右隅に決め、ついに先制。さらにその3分後には再び木下からのコーナーキックを#3村松智子が直接頭で合わせ、東京NBが立て続けの得点でリードを2点に広げます。その後も攻撃の勢いが落ちない東京NBを前に大宮Vは攻め手を作ることができず。試合は東京NBが0-2で勝利を収め、上位陣へ食らいつく勝点3を手にしました。

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ハイライト

監督コメント

大宮アルディージャVENTUS

岡本武行 監督

ホームゲームでの年内最終戦ということで、多くの方も来ていただいたので勝点3を目指して戦いましたが、非常に難しい試合になったと思います。前半の立ち上がりは良い形でボールを奪ってシュートまで行けていましたが、前半の途中からボールの奪いどころがなかなかできず、攻撃でも相手にプレッシャーをかけられて奪われてしまったので、なかなか攻撃まで繋げられませんでした。後半に向けて少しメンバーを代えるなど修正はしましたが、相手の4-3-3のトップ下の2人のところでボールを上手く動かされて、こちらのディフェンスラインに対して前向きの状況を作られたことでなかなか良い形でボールを奪えなかったので、チャンスを作れませんでした。年が明けてノジマ戦があるのでそこに向けてしっかり修正して、上位についていけるように準備したいと思います。

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日テレ・東京ヴェルディベレーザ

竹本一彦 監督

皇后杯を挟んでのリーグ戦ということで、粘り強い守備の大宮さんが相手なので手こずることはわかっていましたが、結果として後半の立ち上がりでしっかり2点を取って勝てたので非常に良かったです。寒い中応援に来ていただいたサポーターの方の応援はすごく力になりました。本当にいつも応援ありがとうございます。リーグ戦では前節の広島を相手に勝星を落としてしまいましたが、その後の皇后杯とこの大宮戦を2勝しなければいけないという心構えで高い意識を持ってトレーニングを進めてきました。重要な価値のあるこの2試合をしっかりと勝ってくれたことが1月9日のマイナビ戦に繋がります。それから広島との皇后杯の準々決勝があるので、少し休んでからそこに向けてチームとして次のステップに上がれるようにしていきたいと思います。

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