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2022.09.14
岡島喜久子チェアの退任について
公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)の岡島喜久子チェアは、任期満了に伴い、9月29日付で退任することが決定しました。

 

岡島喜久子チェア コメント
この度、任期満了に伴い、WEリーグ理事長(チェア)のポジションを退任することにしました。

 

コロナ禍での開催であったにもかかわらず、1期目は全110試合を無事開催することができ、平均観客数が1560人、また3000人以上の観客を集めた試合が10試合以上という成果があげられたことは選手や各クラブのスタッフの皆様、ファン・サポーターの皆様、パートナー企業の皆様をはじめとする、WEリーグにかかわるすべての方々の支えがあってのことでした。心からの感謝を申し上げます。

 

プロスポーツでありながら、日本の女性活躍社会を牽引するという社会的意義を持つリーグであることを広く伝えられたということも一期目の成果のひとつであると考えています。

 

元サッカー選手であり、日本代表を経験した私が日本で初めての女子プロサッカーリーグの初代チェアになり、リーグの立ち上げに関わったことは意義があったと思います。 しかし、女性のリーダーポジションが限られている中、次世代の方に機会を提供したいという思いがあり、ぜひ女性の候補者を見つけてほしいと役員候補者選考委員会に伝えるに至りました。そして、髙田春奈さんという日本の女性で数少ないプロサッカークラブの社長を経験された方が2期目のチェア候補者となり、安心してWEリーグを任せることができます。立ち上げが終わった次の段階では、リーグの拡大・発展に経営の観点から寄与していただくことが期待される最もふさわしい方だと思っています。

 

WEリーグの理念に掲げた夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展を願い、今後はアメリカからこのWEリーグと日本の女子サッカーを支えていく所存です。関わるわたしたちみんな(WE)が主人公として活躍する社会の実現のため、WEリーグへの変わらぬご支援を心からお願い申し上げます。

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