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2022.05.15
【東京NBvsマイ仙台】宇津木の決勝点で、東京NBがホーム最終節を勝利で飾る【マッチレポート Yogibo WEリーグ 第21節】

東京NB 2-1 マイ仙台

5/15(日)14:00キックオフ 味の素フィールド西が丘

ホーム最終戦となった日テレ・東京ヴェルディベレーザはマイナビ仙台レディースを迎えます。8分、東京NB#2 清水梨紗の右サイドからのクロス気味のボールが、直接ゴールに吸い込まれ、先制点を奪います。1点リードされて折り返したマイ仙台は52分、#9 宮澤ひなたが持ち前のスピードでゴール前まで運び相手GKを交わすと、落ち着いてシュートを決め同点とします。どちらも追加点が欲しい展開の中での84分、東京NB#17 藤野あおばが右サイドからシュートを放ち、GKが弾いたボールに途中出場の#30 宇津木瑠美がゴールへ押し込み、決勝点をマーク。このまま試合は終了し、東京NBがホーム最終節を勝利で飾りました。

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ハイライト

監督・選手コメント

日テレ・東京ヴェルディベレーザ

竹本一彦監督

毎試合勝ち点3を目指していますが、ホーム最終戦ということもありチーム全体が一丸となって試合に臨みました。結果が出たので、最後の勝負強さを出せたと思います。試合展開はいつもと同じで自分たちがボールを支配する時間が長く、先制点を取れましたがミスから追いつかれました。最後にどうなるかというところが一番大事だったので、交代で入った選手が決めてくれて時間を使って勝ち切り、本当に嬉しい勝利です。

DF #30 宇津木瑠美 選手

素直に嬉しいです。みんなに感謝したいです。

——シーズンを振り返って

選手としてはもちろん試合に絡んでいって多く出てというのは目指している形ではありますが、途中からであってもチームに何かしらのエネルギーを示していきたいというのが心の中にあったので、しっかり結果に残せたのは良かったと思います。

——得点シーンを振り返って

毎試合得点が生まれるようなところには必ず顔を出して、常に得点を意識していました。一つ前のところで大きいチャンスを決めることができなかったので、次来た時には必ず得点をと思っていました。得点できて良かったです。

DF #2 清水梨紗 選手

今シーズン、WEリーグ開幕ということで優勝を目指して立ち上がりました。早々にINACの優勝が決まってしまって、自分たちが優勝争いに入れなかったことが一番悔しかったです。今日はホーム最終戦ということで、劇的ゴールもあって観に来てくださった皆さんに伝えるプレーができたと思います。これがベレーザらしさだと思うので、今日の雰囲気や試合内容が毎試合できるように、あと1試合ですが今シーズンは勝利で終わりたいと思います。

マイナビ仙台レディース

松田岳夫 監督

ゲーム全体を支配されました。特に開始の時間はボールを奪えず、ズルズル後退するところで失点したことが、ゲームのリズムを作るうえでは非常に痛かったです。元々ボールポゼッションの高いチームが相手だったので、ある程度支配されることは想定していましたが、なかなか我慢しきれず自分たちで守備を崩してしまいました。守備の慌ただしさが攻撃にそのまま反映され、むやみにスピードアップしてボールを奪われる展開だったと思います。攻守ともに課題が多く、今シーズンの後半を象徴するゲームになってしまったと感じます。

FW #9 宮澤ひなた 選手

試合の序盤から相手にパスを回されて思うようにボールを奪えず、ゲームを通してすごく苦しい時間が長かったと思います。試合前には松田監督に「ビビるな。自信を持ってやれ」と言われていました。ベレーザの選手は上手くて一人一人自身を持ったプレーをするので、そう上手くはいかないと思っていましたが、ボールが出てから守備に行くような後手に回るシーンが多かったです。

DF #3 市瀬菜々 選手

相手に攻められる時間が多い中で、前半の早い時間で失点してしまいました。いつもならこのまま終わってしまう試合で1点を取り返せたのは成長だと思います。最後のところで勝ち切れなかったことは今の課題だと思います。

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