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2022.05.14
【AC長野vsN相模原】後半からAC長野がペースを握るも、ドロー決着【マッチレポート Yogibo WEリーグ 第21節】

AC長野 1-1 N相模原

5/14(土)14:00キックオフ 長野Uスタジアム

前半をスコアレスで折り返し迎えた52分、AC長野パルセイロ・レディースの選手がペナルティエリアでハンドの判定を受け、PKを与えてしまいます。キッカーのノジマステラ神奈川相模原#9杉田亜未が落ち着いてゴールキーパーの逆を突き、先制点を奪います。AC長野は59分、ロングボールから#15瀧澤莉央、#10瀧澤千聖とヘディングで繋ぐと、最後は#11三谷沙也加が押し込み、すぐさま同点に追いつきます。後半はAC長野のペースで進みますが、N相模原#16池尻凪沙を中心に守り抜き、1-1の引き分けで終了。AC長野は3連勝とはなりませんでした。

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ハイライト

監督・選手コメント

AC長野パルセイロ・レディース

小笠原唯志 監督

今日の相手はノジマさんでしたが、決してあの順位にいるチームではないと思います。本当に難しいゲームになると感じました。多くのサポーターの方に来ていただきありがとうございました。スポンサーの方や、池ヶ谷選手、八坂選手の引退ということもあり駆けつけてくれた方々、本当にありがとうございます。良いセレモニーをしていただき、彼女たちも喜んでくれていると思います。試合の方は、前半は自分たちがなかなかペースを握れなかったので、どこかで4バックの方がいいかなと思い、後半は少し様子を見て考えていました。失点した直前に、ボールが切れたら(システムを)変えようと思った矢先でアクシデントがありました。それも含めて私の責任だと思います。ただ、その後同点にできて、逆転に持っていける勢いを持てましたが決めることができませんでした。そのあたりも含め、今シーズンの総括だと思います。レベルを1つ上回れないと順位を上にあげることもできないと感じました。1年間通じて6位という目標の順位に対し、ダメかなと思った時もありましたが、よく食らいついてくれたと思います。まだ最終戦となる広島戦が残っています。力のあるチームですし勢いのあるチームなので、そのチームに勝って目標順位に近づけるのかどうかの瀬戸際となる試合を、選手たちが楽しめるように準備していきたいと思います。

MF #11 三谷沙也加 選手

前半の入りが悪く、後半からみんなで取り返そうと話していました。ピンチもありましたが、チャンスの中で1点を返せたので、勝ち切ることができたら最高な試合になったと思います。来週はしっかり勝ち切りたいです。

——ホーム最終戦となりました

池ヶ谷選手、八坂選手がホームで最後の試合だったので、個人的にもチームも絶対に負けたくないという思いが強かったです。ハーフタイムはみんなでもう1回力を合わせて、気持ちを入れました。結果的に1点に繋がり、そこから2人を良い形でホーム最終戦を送り出すことができたらと思っていました。自分の中でもう1点取れたチャンスもあったので、決めきってみんなで笑顔で終われたらという思いでしたが、引退する2人はチームとしても感謝しているので、自分の記憶にも残る1試合になったと思います。

GK #1 池ヶ谷夏美 選手

3連勝を目指して全員で戦おうと試合に入りました。前半はなかなか自分たちのリズムを作れずに、相手に危ない場面を作られましたが、ハーフタイムで小笠原監督から「もう一度スイッチを入れろ」と声をかけていただきました。後半は比較的自分たちがボールを持てる時間が長かったと思いますし、同点ゴールが生まれた中で追加点を狙う勢いもありました。後半にギアが上がったと感じたので、勝たないといけない試合でしたが、最低限勝ち点1を取れたことは評価できるのかなと思います。

ノジマステラ神奈川相模原

北野誠 監督

前半と後半で全く違うサッカーになってしまい、これが今年のチームを象徴しているなと思います。前半はボールを持って圧倒できたと思いますが、そこで得点が取れない、点が取れたとしても相手に付き合って長いボールを蹴ってしまい、同点にされてしまうという展開でした。こういったところが今年なかなか勝ち点が取れない理由だと思います。あと1試合、なんとか良い形を見せられるように頑張りたいと思います。

MF #10 脇坂麗奈 選手

絶対に勝ち切らないといけない試合で引き分けてしまったことは、今の順位に表れていると思います。攻守が激しく入れ替わる中で、自分がもう少しボールを落ち着かせてしっかり動かすことができたら、みんなを楽にさせながらゴールに迫っていけたかなと思います。

FW #24 西郡茉優 選手

試合を通して、チームとして前からいこうと共有していました。相手に自由を与えない守備はできたと思いますが、ゴール前のところで相手に触られて失点してしまい、そこを抑えることができたら勝てた試合だったのですごく悔しいです。

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