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2022.05.07
【マイ仙台vs浦和】浦和が4連勝で首位I神戸を追いかける【マッチレポート Yogibo WEリーグ 第20節】

マイ仙台 2-3 浦和

5/7(土)13:00キックオフ ユアテックスタジアム仙台

先制したのは三菱重工浦和レッズレディース。後半の立ち上がりの48分に#8猶本光のフリーキックから、#7高橋はなと#11清家貴子が相手選手と競り合いながらボールを繋ぎ、最後は#19塩越柚歩が決め、先制に成功。対するマイナビ仙台レディースは6分後の54分、#6原衣吹のスライディングパスに抜け出した#20白木星が同点ゴールを決め、試合が動き出します。しかしその直後、浦和がまたしても#8猶本光のキックから#7高橋はなと#3南萌華が立て続けに追加点を獲得し、一気にリードを広げます。その後マイ仙台は#4高平美憂の得点でホーム最終戦での勝利に意地を見せますが、攻撃をしのぎ切った浦和が勝ち点3を掴み取りました。

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ハイライト

監督・選手コメント

マイナビ仙台レディース

松田岳夫 監督

結果的にはセットプレーから3失点。流れの中で戦えるところは試合である程度出せたと思います。ただ、得点する/失点しないという一番大事なところで相手に優位に立たれてしました。オン・ザ・ボールでもオフ・ザ・ボールでも、1対1の闘いでは一歩も二歩も遅れていた印象です。ただ必死に戦おうとした姿勢は決して無駄にはならないと思いますし、これからも常に継続していくことによってチームのスタイルや強さが身に着くと思っています。少しでも次に繋がるように戦っていきたいと思っています。

FW #20 白木星 選手

前半は相手の猛攻をしのぐ我慢の時間でした。後半にセットプレーで3失点したので、敗戦の仕方が悪かったと思います。ホーム最終戦はサポーターの皆さんに勝利を見せて終えたかったです。

DF #4 高平美憂 選手

まずは前半に失点しないことを考えながらプレーをしました。後半最初のセットプレーの場面で、私が相手選手にもっとガツンとプレッシャーをかけていたら失点に繋がらなかったと思います。全体を通して、セットプレーが相手の強みだとわかっていながらもそこから3失点してしまったので、その部分を改善しなければいけないと強く思います。

三菱重工浦和レッズレディース

楠瀬直木 監督

3連戦だったのでコンディションをかなり気にしていましたが、選手たちは昨日から調子が良さそうだったので問題ないと思っていました。ふたを開けてみると相手のプレッシャーが強くて、前半は思ったようにゲームをコントロールできませんでした。我々は引き分けも許されないので、守ってクリアするアウェイでの戦い方をしました。後半はやっと自分たちのリズムが出てきてボールを動かせました。セットプレーから点が取れましたが、そこから2点も返されたので落ち着かないゲームになってしまいました。なんとか気力を振り絞って勝ってくれたので、選手たちに感謝したいと思っています。次はいよいよINAC神戸レオネッサ戦なので、万全な準備をしたいと思います。

MF #19 塩越柚歩 選手

率直にしっかり勝ち切れて良かったです。自分自身が得点という形でチームに勢いを持たせられて良かったと思う反面、失点に絡んでしまったのでそこは次に修正していきたいという気持ちです。

——得点シーンを振り返って

前半は自分たちのやりたいサッカーがなかなかできなかった中で、後半になって自分たちの流れを出しやすくなってすぐの得点でした。何回か浮き球でのパスが続いて私の前に来たので、相手の選手より先に触ろうと思いました。ミートは微妙でしたがゴールに入ってくれて良かったと思います。

DF #7 高橋はな 選手

まずこの試合に勝てたことには本当にホッとしています。守備面ではまたしても失点してしまったので、まだまだ修正が必要です。特に前半は相手の思うようにやられて、自分たちのサッカーがなかなかできず苦しかったです。個人的にはそこで失点ゼロに抑えられたことが後半に繋がったと思います。

——セットプレーでの得点について

チームとして、セットプレーからの得点はずっと言っていることです。猶本選手から毎回良いボールが上がっているのでここ最近はセットプレーから点が取れていますが、毎試合取れるくらいのチームになっていきたいと思っています。セットプレーから3点取れたことはチームとして大きいと思います。

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