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2022.05.04
【AC長野vsマイ仙台】AC長野がホームでWEリーグ後半戦初勝利を飾る【マッチレポート Yogibo WEリーグ 第11節】

AC長野 1-0 マイ仙台

5/4(水・祝)15:00キックオフ 長野Uスタジアム

お互いにシュートシーンを作りながら一進一退の攻防が続き、前半を0-0で折り返します。試合が動いたのは後半開始直後の50分、AC長野パルセイロ・レディース#10瀧澤千聖がコーナーキックからクロスを上げ、後ろから走り込んできた#25奥津礼菜がゴールに突き刺します。AC長野がデザインされたセットプレーで先制します。マイナビ仙台レディースは#25船木里奈や#20白木星などの攻撃陣がゴールに迫りますが、得点ならず。AC長野がホームでWEリーグ後半戦初勝利を飾りました。

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ハイライト

監督・選手コメント

AC長野パルセイロ・レディース

小笠原唯志 監督

勝てていない中でしたが多くのサポーターの方に来ていただき、今日は本当に勝ちたいという気持ちになれました。選手もパワーが出たと思います。サポーターの皆さんに勝利をお届けするために、選手もスタッフも変わらない想いでやってまいりました。応援いただき本当にありがとうございました。今年は上位のチームに土をつけたいとチャレンジしてまいりました。浦和戦や千葉戦などは良いところまで行きながら勝ちきることができず、あとは勝つだけというところでのホームゲームだったので、ぜひ勝とうということでもう一度エネルギーを入れて挑みました。最初は4バックでしたが左サイドでの守備が上手くいかなかったので、スタッフと話をして3バックに変え対応しました。セットプレーで得点できたことは水谷コーチの構築のおかげだと思います。また田代ヘッドコーチや坂元コーチの細かい映像制作などによるチームへの落とし込みの成果がやっと出て本当に嬉しく思います。僕自身勝たせられなくて思うところはありましたが、ようやく実ったことが嬉しく、勝った瞬間は感極まる想いでした。

GK #21 伊藤有里彩 選手

まず結果として後期戦始まって勝利できたことは、自分自身本当に嬉しいと思っています。そして勝ち点3を取れたことはチームにとって大きな成長ですし、次の大宮戦に向けて突き詰めていきたいと思います。

守備での手応えについて

格上の相手にミドルレンジからシュートを打たれ、クロスをたくさん上げられました。その中で失点ゼロで抑えられたのは、ディフェンダーの4人がしっかり守ってくれたのはもちろんですが、前線の選手も含めチーム全員で身体を張って、最後まで足を伸ばしてゴールを守る気持ちが表れたからだと思います。

DF #25 奥津礼菜 選手

後期勝てていない中でホーム3連戦の1戦目で勝てて良かったというのが素直な気持ちです。セットプレーは練習で詰めていたので、結果として出せて良かったと安心しています。

得点シーンを振り返って

コーナーキックはGKコーチを中心にデザインしていて、瀧澤千聖選手から良いボールが来たので、シュートを打つ前から入ると思っていました。WEリーグ初ゴールもホームで、サポーターがいる側のゴールに決められてその景色が頭にずっと残っていて、今回もチャンスが回ってくるだろうと思っていたので仕留めたいと強く思っていました。

マイナビ仙台レディース

松田岳夫 監督

相手も同じですが、中3日という厳しい条件でのゲームでした。状態の良い選手、良いパフォーマンスができる選手でメンバーを組みました。普段試合に出ない選手も含めて良く戦ってくれたと思いますが、やはりゴールが遠かったと感じます。セットプレーとカウンターを注意していましたが、失点してしまい、ゴールをこじ開けることができなかったというところでは悔いの残る試合になりましたし、まだまだ力不足だなと感じました。

FW #17 武田菜々子 選手

みんなでハードワークをする中で、もっと攻撃的なプレーをして得点ができたらよかったと思います。

——後半から途中出場となりました

自分のような前線の選手は、得点を取ることを目的に試合に出させてもらっています。決めるところで決めきれなかったり、自分で打開する力がなかったので、ボールに行く回数をもっと増やせたらと思います。

DF #5 西澤日菜乃 選手

久しぶりの先発出場となりました。自分自身も緊張しており、入りの場面ではいいプレーはできませんでしたが、徐々に時間が過ぎていくにつれて目も慣れてきたので、自分の中でもコントロールできるようになってきました。チームとしては攻撃のバリエーションが少なく、大事なところでスピードが出なかったり、攻撃に繋がるビルドアップやボール回しができなかったので、今日の試合は反省点が多かったと感じます。

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