5/3(火・祝)14:00キックオフ 新潟市陸上競技場
中3日で同じ対戦カードとなった一戦。WEリーグ優勝へは残り4試合の全勝が絶対条件となるアウェイの三菱重工浦和レッズレディースは、21分に右サイドの裏に抜け出した#11清家貴子がゴール前の角度のないところでのシュートを決めて先制。アルビレックス新潟レディースは1-4で迎えた72分に#10上尾野辺めぐみのクロスに頭で合わせた#15イヒョギョンのWEリーグ初ゴールで勢いをつけます。新潟Lが猛攻を仕掛けますがさらなる反撃はならず。リーグ得点数トップの攻撃力を見せた浦和が3連勝となりました。
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アルビレックス新潟レディース
村松大介 監督
たくさんのファン・サポーターの方に来ていただいたので、勝利をお届けしたかったです。短い時間での準備でしたが、前回の試合を踏まえてアグレッシブに戦っていこうと選手と共に確認してピッチに送り出しました。最後までゴールを目指してリスクを冒しながらやってくれた部分は評価できますが、失点の仕方が非常に悪かったです。また、失点に結びつく前のボールを押し進めるところで後ろに逃げてしまうところは大きな課題として残りました。そこはもう一度確認して次節に向けて準備したいと思います。
DF #15 イ ヒョギョン 選手
1失点目は相手選手へのマークがちゃんと付いていなくて、その隙を狙われました。2失点目もカバーの選手が入っていなくて、最後の最後まで粘ったらスライディングで止められたかもしれないですが、その前の過程が悪かったです。守備ラインはゴールキーパーを含めて反省しているので、失点を少なくするために毎日の練習で一つ一つの隙を埋める準備をしようと思っています。
——WEリーグ初ゴールを振り返って
普段はコーナーキックで中に入らないのですが、残り時間を見て私がチームに貢献しなければいけないところだと思いました。茨木選手に下がってもらってここは絶対やり切って終わろうと思って何度も動き直して、相手も戸惑ったと思います。自分が得点したことの嬉しさよりチームに貢献できたことが嬉しかったです。得点が入らなくても私たちがまだできるところを見せたかったし、チームが少しでも盛り上がってほしいという想いが得点に繋がったと思います。
FW #17 滝川結女 選手
——得点シーンを振り返って
園田選手からのパスを相手選手の間で受けて、ターンをした時にゴールしか見えていませんでした。上手く決まって良かったと思います。前半での3失点は個人的にも下を向いてしまう気持ちになりましたが、私はフォワードとしてプレーしていたので絶対に決めてやろうと思いました。前半で1点を返せたことはチームの流れを変えるうえで良かったと思います。
三菱重工浦和レッズレディース
楠瀬直木 監督
引き分けも許されない戦いでした。相手はホームということで激しく来ていましたが、こちらが徐々にボールを動かせるようになって自分たちのペースを掴めたと思っています。先制点を清家選手が取るなど、取るべき選手が取ってくれたので、良い流れを掴んだつもりでしたが、失点のところは改善できませんでした。トータルで6点も入ったので観ている方は面白かったかもしれませんが、我々としては冷や冷やしました。怪我もなく、良い点の取り方をできたので、その部分では満足しています。次に向けて時間があまりないですが、しっかりリカバーして次また勝利したいと思っています。
DF #11 清家貴子 選手
早い時間に先制点、追加点が取れて、ある程度自分たちのペースで試合を運べたと思っています。チームとして得点を増やすことがここ最近のテーマなので、2失点してしまいましたが4得点できたことは成長だと思っています。
——得点シーンを振り返って
外からゴール前のスポットに入っていくことはずっと狙っていました。相手が折り返しのパスをケアしていて私へのプレッシャーがぜんぜんない状態だったので、相手ゴールキーパーの股下を狙いました。
FW #9 菅澤優衣香 選手
チームとして勝ち点3を取れたことは良かったと思います。
——得点シーンを振り返って
私の得点は2得点とも猶本選手からのアシストでした。相手のディフェンダーが猶本選手に引きつけられている裏のスペースを上手く使って、最後は落ち着いて決めるだけだったので、入って良かったと思います。チームが勝つことが一番ですが、私はフォワードなのでチームを勝たせられる得点を取って、最終的には得点王を獲りたいと思っているので、残りの試合も引き続き点を取れるように頑張りたいと思います。