公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)は、WEリーグに所属する選手と岡島喜久子チェアとがディスカッションを行う「WE MEETING」をクラブ別にオンラインで開催しました。クレド開発や開幕前の実施に続き、今回はウインターブレイクのタイミングを活かした開催となりました。
まず、WEリーグ事務局から、前半戦の観客動員数やオウンドメディアの概況などを報告し、その後3つのグループに分かれてディスカッションを行いました。岡島チェアとはWEリーグを盛り上げるための施策について、小林美由紀理事(理念推進部長)とはWEリーガーになって変わったことについて、各クラブ理念担当者とはクラブのWE ACTION について、それぞれ活発な意見交換が行われました。
岡島チェアのグループでは、選手たちが順番にプロモーションのアイデアを紹介し、SNSで積極的に情報発信していくことや、他競技団体と連携して地域のスポーツを盛り上げていく案などが出ました。
また、小林理事のグループでは、「プロ選手になって、体のケアや筋トレなどに時間がかけられるようになり、よりサッカーに集中できるようになった」、「ひとつひとつのプレーに対する責任をより感じるようになった」「サッカーだけの世界に止まらないように、積極的に社会との接点を作るようになった」など、WEリーガーとしての覚悟と責任を感じるコメントが多く出ました。
WEリーグが掲げる理念「女子サッカー・スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する」を実現するため、今後も定期的に今回のようなミーティングを開催しながら、WEリーグ全体が一丸となって様々な活動を行っていきます。
定期的にWE MEETINGがあることで、他の選手の意見が聞けたり、自身が考えるいい機会になりました。直接岡島チェアの意見なども聞けるので、今後もこのミーティングは続けてほしいと思います。
より選手発信で行うことが重要だと思いました。地域の方にもっと知っていただくためには自ら足を運ぶことが必要だと感じました。
WEリーグを盛り上げるためには、選手、クラブがもっともっと社会に出ることや、プレーで人を圧倒する、感動させることが必要だと思いました。
WEリーガーとしての自覚と責任をピッチ内外でもっと持ち、ピッチ内での個人、チームとしての成長だけでなく、ピッチ外での地域貢献やWEリーグの認知度を高めることに向き合うことが大事だと感じました。
オンラインではありますが、選手と直接対話するなかで、WEリーグを盛り上げていくための様々なアイデアや意見をもらいました。WEリーグを盛り上げていくために何をするべきか、選手たちが自分事として考えていてくれていることを大変嬉しく感じました。
プロになり、コンディションつくりのための時間の確保ができ、自分の身体に成果を感じている選手が多かったです。サッカーに対する意識は変わらないという選手もいました。周囲の見方の変化により、少しずつですが、選手の意識が変わってきたことを改めて感じました。WEリーグとしても、今まで以上に選手がプレーに集中できる環境をつくっていけるよう、より一層努力していかなければならないと感じたミーティングでした。