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リリース レポート
2022.03.31
第3回 WE ACTION MEETING を開催、総集編動画を公開
ジェンダー課題に対する解決策のアイデアを出し合い、具体的なアクションを創出


公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)は、オンラインにて第3回 WE ACTION MEETINGを開催しました。2021-22シーズンに予定している全3回の開催が終了し、ここまでをまとめた総集編動画(https://youtu.be/z_FVKl9CNu0)を公開しましたので合わせてお知らせします。

第3回はWEクラブの理念推進担当者17名、WEリーグパートナー16名、メディア5名、WEリーグ3名の総勢41名が参加。これまでの2回で出し合った多くの課題の中から「解きたい課題」を選び、解き方のアイデア出しを行いました。まずは、事前に各々が考えてきた解決案を18個発表し、オンラインの投票ツールを使いながらアイデアのタネを増やしました。そして、参加者たちはグループに分かれ、ジェンダー課題の解決が理想のスタジアムを実現することにつながることを再確認し合い、議論を終えました。

WE ACTIONは、WEリーグが掲げる理念・ビジョンを体現し、一人ひとりが輝く社会をみんな(WE)でつくるためのコミュニティです。多様性社会、ジェンダー平等を実現するために、アクションを起こしていきます。2021-22シーズンのテーマは、「課題の発見とリスト化」。「リサーチ」「ディスカッション」「実践」という3つの軸をもってWE ACTION MEETINGを推進します。


第3回WE ACTION MEETING実施概要

開催日時・場所:2月22日(火)15:30~17:30 於 オンライン

参 加 者:計41名(WEクラブの理念推進担当者17名、WEリーグパートナー16名、メディア5名、WEリーグ3名)

ファシリテーター:

三本 裕子(特定非営利活動法人日本NPOセンター/課題ラボ リサーチャー)
キリーロバ・ナージャ (株式会社電通 クリエーティブディレクター/コピーライター)
倉成 英俊(Creative Project Base 代表)
司会/三須 亜希子(フリーアナウンサー)

実施内容:

①オープニング

岡島喜久子チェア挨拶、第1回・第2回の振り返り

②自己紹介

③海外の事例紹介
海外から集めたジェンダー課題をテーマにした解決事例/キャンペーンを紹介。

④セッション1(ブレスト30分)
事前の宿題(目を付けた課題と解決アイデア)からいくつか共有。1クラブ/社につき1分。

⑤セッション2(ブレスト5分+15分インタラクション)
参加者全員で、課題ブックから「すぐに解けそうな問題」をピックアップ。
解決アイデアと合わせて、Web ツールに投稿。

寄せられた解決アイデアの一部 <例>

• チームの呼び名問題
→ 「レディース」という名前をとる。
• 体育での男女別制度の問題
→ 性別、障害の有無、運動能力に関わらず、みなで楽しめる「ゆるスポーツ」を考案する。
• 女性の自己肯定感が低い問題
→ WE リーガーが変えていこう。自分たちのことを肯定する。
→ 1 日一回ほめるようにする。ほめられたら謙遜するのではなく「ありがとう」という。

⑥セッション3:グループワーク(ブレスト20分+発表10分)
WEリーグの「理想のスタジアム」図を実現するための施策アイデアを考える。
各グループで1つずつ取り組みアイデアを発表。

⑦クロージング


※詳細はこちら ⇒https://weleague.jp/files/upload/202202/24_145330.pdf


全3回のまとめ動画
WEリーグ公式YouTubeチャンネルにて公開中

第3回 参加選手代表コメント

●ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 理念推進担当 穴吹 侑子 さん
これまで3回の開催で、パートナーやメディアの方々、各クラブや選手たちとたくさんの課題を集めてきました。そのなかでもすぐに取り組めそうだと思うものもありました。例えば、月経に関する勉強会や、選手たちがどのような魅力を発信していきたいかをヒアリングし、ストーリーとして発信することなどです。それぞれ立場も異なり、性別や年齢も異なるメンバ ーが、ジェンダー課題を集めその解決策を出していく、それこそが「多様性」だと感じました。


●レキットベンキーザー・ジャパン株式会社 大正 友貴 さん (Assistant Brand Manager, Marketing)
私はこれまでの3回全てに参加させていただきました。WE ACTION MEETINGは、とても意義があるミーティングだと思っています。ジェンダーギャップや女性が抱える課題について議論をした上で、WEリーグの理想のスタジアム像を見せていただきました。理念である「一人ひとりが輝く社会」を目指し、老若男女みんなが輝く社会をスタジアムから実現していくということを改めて認識できました。弊社で清水梨紗選手ご出演のCMを制作したところ、女子サッカーにこんな素敵な選手がいるんだと反響がありました。女子サッカーが盛り上がることが、理念の実現につながると思います。リーグパートナーとして、「サッカー×◯◯」を創っていくこと、サッカーに興味がない方でも興味を持っていただけるお手伝いをしていきたいと思っています。


● その他参加者アンケートからのコメント
• 宿題があって、この回までに準備して、望むことができた。アイデアって簡単に考えていいんだなとか、自分からできそう なことから行動すればいいのかと気付きました。

• 課題に対してクラブやパートナー様が様々な目線で話し合うことで自分1人では思いつかなかったアイデアがたくさん生まれました。それぞれ手を取り合い協力することで、課題解決へつながる可能性を感じることができました。

• 家庭内でジェンダー平等について話をするようになりました。

• 改めて考えを言葉にする良い機会になりました。女性に優しいのはもちろん、より一層、あらゆる人に楽しんでもらえるスタジアムづくりをしていきたいと感じました。


WE ACTIONとは

WE ACTIONとは、WEリーグに所属する選手、クラブ、そして、サポートするパートナー企業をはじめとする様々な人が、リーグの理念「女子サッカー・スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する。」の実現のために輪となり、私たちみんな(WE)で起こす行動(ACTION)です。

WE ACTION MEETINGでは、選手、クラブ、パートナーの3者が集まり、自身や社会を見つめ、互いに共有することから始めます。この3者のステークホルダーが連携し、共創し、より大きな輪となり、社会へのACTIONを示していきます。


WE ACTION ロゴ


WEリーグのWが渦の中心にあって、周囲に波紋が広がる様子を表しています。

2021-22シーズンのテーマ: 「課題の発見とリスト化」

「リサーチ」「ディスカッション」「実践」の3軸でMEETINGを推進する。

1)リサーチ

・WE ACTION MEETINGの連携先である日本NPOセンター・課題ラボに集まる課題を知る

・自分たちが普段感じるジェンダー課題をリストアップする。

2)ディスカッション

・リストアップした課題をメンバー同士で共有する

・課題に関する各自の意見や新たな発見について意見交換を行う

3)実践

・業界や分野を越えて、課題解決に共に取り組むチームを作る

・発見した課題を世の中に対して発信する

開催スケジュール

第1回 12月14日(火)15:30~17:30 於 JFA ハウス1F ヴァーチャルスタジアム

第2回 1月18日(火) 19:00~21:00 於 オンライン

第3回 2月22日(火) 15:30~18:30 於 オンライン

※WE ACTIONに関する情報は公式Webページをご覧ください。

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