本日3月8日の国際女性デー（International Women’s Day）」に際して、公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ（WEリーグ）岡島喜久子チェアからのメッセージをお知らせします。
「国際女性デー」は、1904年3月8日にニューヨークで婦人参政権を求めたデモが起源となり、国連によって1975年に制定されました。女性たちの勇気と決断を称える日とされています。女性の地位向上や男女平等を目指すだけではなく、様々なジャンルで活躍する女性をサポートすることで、男性も含めたすべての人々が暮らしやすい世界を目指すものです。WEリーグが理念に掲げる「一人ひとりが輝く社会」の実現に通じる意義ある日です。
WEリーグでは、3月8日の国際女性デーに合わせて、3月を“ウーマンエンパワーメント月間”とし、それにまつわる様々なアクションを実行します。選手・クラブ・パートナーが参加した「WE ACTION MEETING」で集まったジェンダー課題をサッカー界から少しずつ解決することにチャレンジします。
今、世界に目を向けると、安心安全にスポーツを楽しめる日常が決して当たり前ではないことに気付かされ、感謝の念に堪えません。そして、スポーツが持つ力を今一度信じたくなる日々です。
本日3月8日は、国際女性デー。日本初の女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」が開幕し、初めて迎える国際女性デーです。私たちWEリーグはスポーツがもたらす感動やそのパワーで、「ジェンダー平等」や「多様性社会」の実現を目指しています。WEリーグでは、選手、クラブ、パートナー、メディアが一同に会する「WE ACTION MEETING」を開催し、様々なジェンダー問題を共有してきました。そこで出てきた課題をサッカー界から解決していくことにチャレンジしています。
女性の社会進出を阻む「ガラスの天井」から着想を得て制作したWomen Empowerment Trophyも完成し、WEリーグの理念が形になったこの優勝トロフィーを手にするために、個性豊かなWEリーガーたちがピッチで躍動しています。 3月5日、Yogibo WEリーグのシーズン再開では、日テレ・東京ヴェルディベレーザの岩清水梓選手が息子の聖悟くんを抱っこして入場しました。2月27日の皇后杯決勝では、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースの大滝麻未選手が産後3か月20日でピッチに復帰。WEリーグらしい光景を見て、多くの人が笑顔になりました。
ピッチから社会へ発信できるメッセージはたくさんあります。そして、WEリーグが持つパワーは社会をより良く変えていけると 信じています。昨年の国際女性デーにキックオフして完成したWEリーガークレド「みんなが主人公になるためにプレーする。」も私たちの大切な信条であり続けます。国際女性デーを機に、WEリーグはピッチ内外の様々なアクションを通じて、「ひとり一人が輝く社会」の実現に向けて、皆さまと一緒に歩んでいくことを改めて約束します。
2022年3月8日 WEリーグ チェア 岡島喜久子
『WE ACTION』
選手・クラブ・パートナーが参加した「WE ACTION MEETING」のまとめ動画、課題BOOKを公開
WEリーグのビジョンの一つである「世界一アクティブな女性コミュニティへ」を実現するための行動・活動を、WEリーグでは「WE ACTION」と呼びます。今シーズンは、選手、クラブ、パートナーの三者で、自身や社会を見つめ、互いに課題を共有するために、12月14日、１月18日、2月22日と、計３回のWE ACTION MEETINGを開催しました。ジェンダーにまつわる課題を「○○問題」として紹介し、選手やクラブ関係者、パートナー関係者が感じている課題について意見交換しました。その結果、200以上の課題が集まり、それらを『ジェンダー課題BOOK』としてまとめました。
選手の中には、今まで「当たり前」「仕方ない」と思っていたことが、このMEETINGで話す中で、実は「ジェンダー」に関わる問題だったことを認識した選手もいました。第３回のMEETINGでは、課題解決のアイデアについて話し合い、そのなかで上がったいくつかの課題に対する具体的なアクションをこの3月“ウーマンエンパワーメント月間”からスタートします。
●まとめ動画：ダイジェスト編
https://youtu.be/DS71QMMSMj8
※本編は近日中に公開予定
WEリーグが開催した「WE ACTION MEETING」では、ジェンダー課題として「女子の自己肯定感が低すぎる問題」に共感が集まりました。本企画は、それを解決するための具体的アクションとして、「LOVE YELLOW プロジェクト」を実行します。
海外では、国際女性デーに、男性が女性へ敬意と感謝を込めてミモザの花を贈る習慣があり、ミモザの色「黄色」がシンボルカラーとなっています。周りの女性たちに感謝やエールを贈り、誰かが“自分を好きになるきっかけ”をWEリーグから提供するため、Yogibo WEリーグ 第13節 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース vs INAC神戸レオネッサ（3月12日〈土〉13時、フクダ電子アリーナ）の会場にて以下３つの取り組みを行います。
（１）「WIN BY YELLOW DAY」 スタジアムカラーリング
スタジアムを黄色に染め、国際女性デーを祝福し女性たちにエールを送ります。
（２） LOVE YELLOW メッセージカード配布
皆さんにも身近な女性たちに感謝や愛を込めたメッセージを贈っていただくため、スタジアムにご来場の方先着2,000名様にミモザ色のメッセージカードを配布します。
（３） LOVE YELLOW プレゼントキャンペーン
WEリーグパートナー各社から”黄色”にまつわる商品が当たるSNSキャンペーンを実施します。当選したプレゼントと一緒に、WEリーグオリジナル「LOVE YELLOWメッセージカード」をお届け。いつも支えてくれる身近な人、お世話になっているあの人、大好きなあの人へ、ミモザ色のカードで想いを伝えてみてください！プレゼントを贈りたい相手を思い浮かべて、是非ご応募ください！
企画名称：LOVE YELLOWプレゼントキャンペーン感謝の気持ちを込めて黄色のプレゼントを贈ろう！
キャンペーン主催：公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ
プレゼント内容：
・Yogibo MAX（イエロー） 提供：WEリーグタイトルパートナー (株)ウェブシャーク
・X-girl Tシャツ 提供：WEリーグオフィシャルサプライヤー/シルバーパートナー (株)ビーズインターナショナル
・寝ながらメディキュットフルレッグ 提供：WEリーグシルバーパートナー レキットベンキーザー・ジャパン(株)
応募方法：
Twitterの場合
WEリーグの公式Twitter（@WE_League_JP）をフォローし、対象ツイートをリツイートしてください。
Instagramの場合
WEリーグの公式Instagram（@we_league）アカウントをフォローし、対象ポストにいいねしてください。
※詳細はWEリーグ公式Webサイトにてご案内いたします。
応募期間：2022年3月11日（金）～3月14日（月）23：59
●参考：3月12日（土）INAC神戸レオネッサ戦はWIN BY YELLOW! DAY ～ フクアリを黄色く染めよう ～
https://jefunited.co.jp/news/2022/02/ladies/164601774015393.html
「女性のネガティブ面ばかり取り上げられる問題」へのアクション（第2回WE ACTION MEETING 選手から出た課題）
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WEリーグで活躍する人々に密着したドキュメンタリー動画企画がスタート
WEリーグの誕生により、女の子も「プロサッカー選手」という職業を目指せるようになりました。WEリーグでは、プロになった選手たちはもちろんのこと、たくさんの人々が性別を超えて様々な職業や役割で活躍しています。本企画では、WEリーグシルバーパートナーであるパーソルグループとの取り組みとして、WEリーガーやWEリーグに関わる人々に密着し、人生観や働き方に対する価値観について紹介します。初回は、WEリーグコミュニティオーガナイザーに就任した海堀あゆみさん。WEリーグ公式YouTubeほか、各種オウンドメディアで3月中に公開予定です。
●WEリーグ公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCCp4d48-EN9WQRmfX9YQjIA
「女の子がサッカーを続ける場が少ない問題」へのアクション（第３回WE ACTION MEETINGより）
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JFA 女子サッカーデー「世界でいちばんフェアな国になろう」 をサッカー界で連携しSNSで発信
公益社団法人日本サッカー協会（JFA）では、3月8日を国際女性デーに合わせて「JFA女子サッカーデー」と定めています。女子サッカー選手の数は、全体の6％。まだまだ、少女や女性がサッカーを楽しむ環境の整備が十分とは言えません。JFA、WEリーグ、なでしこリーグをはじめ、日本障がい者サッカー連盟（JIFF）、日本フットサルリーグ、日本ビーチサッカー連盟と協力し、フットボール界全体で男女の垣根を超えて女子サッカーを盛り上げて行きます。3月8日には、SNSでハッシュタグ「#JFA女子サッカーデー」を付けて、選手や各団体の取り組みや思いを発信します。
●JFA女子サッカーデー特設ページ
http://www.jfa.jp/women/womensfootballday2022/
日本初の女子プロサッカーリーグとして、「ジェンダー平等」「多様性社会の実現」を目標に掲げているWEリーグは、長年続いた様々な固定概念を壊し、そこから生まれる「未来の可能性」「エンパワーメント」を象徴するWomen Empowerment Leagueならではの優勝トロフィーを制作しました。女性の障壁として例えられる「ガラスの天井」から着想を得て、私たち自身が壊したガラスからつくられています。菅原工芸硝子株式会社の女性職人によって制作されたトロフィーは、「Women Empowerment Trophy」(ウーマンエンパワーメントトロフィー)と名付けました。3月5日にシーズンが再開したYogibo WEリーグの会場で、Women Empowerment Trophyをお披露目するトロフィーツアーを開催中です。
●Yogibo WEリーグ トロフィーツアー特設ページ
https://weleague.jp/trophy/
2017年より開催されている「HAPPY WOMAN FESTA」は、国内でも最大の国際女性デーイベントです。日本では最近になって国際女性デーが注目されるようになりましたが、それ以前からジェンダー平等社会の実現に向けて国際女性デーを社会的ムーブメント化することに取り組んできたイベントです。3月8日に同イベント内で開催される「HAPPY WOMAN SEMINAR 2022」に岡島チェアが登壇し、WEリーグが目指す女性のエンパワーメントについて紹介します。
●国際女性デーセミナー｜HAPPY WOMAN SEMINAR 2022
タイトル：【日本初の女子プロサッカーリーグ】WEリーグが目指す女性のエンパワーメントとは
登壇者：WEリーグ チェア 岡島喜久子
日時：2022年3月8日（火） 14:30～17:30 ※WEリーグは14時台に登壇（約15分間）
https://happywoman.online/event/hwf/hwf2022/we_league/
プライドハウス東京コンソーシアムと（一社）S.C.P. Japanが展開するプロジェクト「女性らしさから、ありのままの自分へ」にWEリーグが協力し、以下の2つのイベントを行います。
（１）動画制作
WEリーグ、なでしこリーグで活躍する多様な選手たちのリアルな声を発信し、世の中に存在する「女性らしさ」に問いかけ、「ありのままの自分」でいることが肯定されるきっかけとなる動画を作成します。
（２）動画ローンチイベントへの参加
パネルディスカッション「女性らしさから、ありのままの自分へ」
日時：3月8日（火）20時～21時15分 オンライン
出演者：大滝麻未選手（ジェフユナイテッド市原・千葉レディース、（一社）なでケア設立者）
下山田志帆氏（元スフィーダ世田谷、株式会社Rebolt共同代表）
中倉あかね（WEリーグ 理念推進部・マーケティング部）
松岡けい氏（DAZN JAPAN Vice President Communications & PR）
松本珠奈氏（アスレティックパフォーマンスコーチ Y.S.C.C.横浜）
