3/5(土)14:00キックオフ 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
前半29分。#11清家貴子がサイドを駆け上がると、折り返しに合わせた#9菅澤優衣香が5試合ぶりのゴールを決め、ホームの三菱重工浦和レッズレディースが先制します。後半に入っても浦和のペースが続き、72分には清家からのクロスに#19塩越柚歩が頭で合わせ、貴重な追加点を奪取。2-0で試合は終了し、浦和が第5節以来の完封勝利を収めました。
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三菱重工浦和レッズレディース
楠瀬直木 監督
皇后杯に続いて、2試合連続だったのでやりにくさはありましたが、自分たちがやるべきことはボールを握って、早く相手の背後を取ることだったり、サイドを崩すことをテーマにやってきています。なかなかこじ開けられないところもありましたが、この前の皇后杯と同様に菅澤のところと清家のところで起点になり、点が入って優位に進めることができたと思います。まだまだ課題はありますが、我々は引き分けも許されない状況でやっていくので、勝ててホッとしています。ただ次も試合が続くので、勝利を目指してやっていきたいです。
MF #19 塩越柚歩 選手
皇后杯の決勝と相手が同じだったというところと、後半戦優勝に向けて、目の前の相手に対して勝点3をだけを獲るというところを意識して試合には入りました。しっかり先制点を取り、追加点も奪えて、無失点で試合を終えることができたので、すごく良かったと思います。
——追加点の自身のヘディングのシーンを振り返って
清家選手から良いクロスボールが上がってくるのは、今日の試合だけではなくて、練習中や他の試合でもあったので、来るかなとは思っていたのですが、すごく良いボールを上げてくれました。そこまでヘディングは得意ではないので、入った時は素直に嬉しかったのとびっくりした部分の両方がありました。追加点を取れたので嬉しかったです。
FW #9 菅澤優衣香 選手
90分間通してしっかりと得点を取れて勝ち切れたことがすごくよかったです。試合の中でも自分たちがボールを保持する時間帯が長く、得点の場面を多く作れたことも良かったのかなと思います。ただ得点の部分では、そういうチャンスをもう少し決め切ることができれば、もっと楽に戦えることができたのかなと思います。
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース
猿澤真治 監督
先週の皇后杯に続けての浦和戦ということでしたが、前回負けているので、自分達から変化をつけた攻撃で良い形を増やしていきたいと試合前から思っていました。立ち上がり、高い位置での守備という部分に関しては自分たちの良さを出すことができましたが、ボールを動かすという部分では少し怖がっていたのかなと。ただ、後半に入ってからは選手たちの背中を押してグラウンドに送り出し、サイドを何度も突破して攻撃の形を作ることはできたので、あとは点を決める部分で決め切ることが今後の課題だと思います。
FW #15 千葉玲海菜 選手
チームとしては皇后杯の決勝がありましたが、そこには自分は出られないと思っていたので、後半のリーグ戦に向けてキャンプ中からしっかりアピールし、後期開幕スタメンを目標にこの日までやってきました。まだまだ自分のストロングな部分やチームとしてやりたいことが試合を通して出すことができなかったので、また改善して次の試合に臨みたいです。
——具体的に改善したい点は?
自分の長所は攻撃の部分だと思っているので、もっと攻撃参加して得点に絡むようなプレーでチームの勝利に貢献したいです。
MF #18 安齋結花 選手
出場時間は短いですが、相手もだんだん足も止まってきたところだったので(途中から入った)フレッシュな新しい選手で流れを変えていきたいと思っていました。徐々に攻撃の形は作れるようになっていた部分はありましたが、まだクオリティーを上げていかなければ勝ち切れないと思います。