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レポート
2021.09.20
【浦和vsN相模原】浦和が無失点勝利で開幕連勝!【マッチレポート Yogibo WEリーグ 第2節】

浦和 2-0 N相模原

9月20日(月・祝)17:00キックオフ 浦和駒場スタジアム

ホームの三菱重工浦和レッズレディースは10分、#8猶本光のコーナーキックに飛び込んできた#7高橋はながヘディングで押し込み先制。その後はノジマステラ神奈川相模原の固い守備に攻めあぐねる時間もありましたが、82分に一瞬の隙を突いて裏に抜け出した#9菅澤優衣香の2試合連続ゴールで貴重な追加点を獲得。試合を優位に進めた浦和が開幕連勝を飾りました。

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ハイライト

監督・選手コメント

三菱重工浦和レッズレディース

楠瀬直木 監督

ホーム開幕戦ということで、選手みんな気持ちが入っていて、アップから飛ばしている感じがしていました。幸先よくセットプレーで高橋選手が決めてくれて波に乗れると思いましたが、選手たちが気負って攻め急いだこととノジマステラ神奈川相模原の守備が良かったことでかなり攻めあぐねて、ボールを失う回数も多くありました。N相模原のロペス選手の空中戦の強さにズルズル下がってしまったので、前半はリズムが良くない感じがしましたが、後半になって徐々に距離感が良くなってきて、交代でリズムを取り戻すことができたので、1-0で緊張感のあるゲームになっていましたが、最後に菅澤選手が点を取ってくれて、無事2-0で終われました。今日の反省は距離感とリズムで、また次に繋げていこうと思っています。

——駒場での初勝利について。
ホームに来てくれた人へ無事に勝利が届けられて、選手も緊張感がある中で失点ゼロで抑えてくれて、ホッとしています。

——前節の勝利から選手たちに伝えていたことは?
平常心で、いつも通りのリズムができていくかということに終始したのですが、ホーム開幕戦や相手のハードなディフェンスもあって、気負った部分がいつものリズムとちょっと変わってきて、前半にノッキングを起こしてしまいました。攻めているけど最後に奪われてしまう、シュートで終われないというシーンが多かったと思います。いつも通りにやっていくことを再確認したいと思っています。

——次戦への抱負。
アウェイのNACK5スタジアムでの埼玉ダービーで、たくさんのお客さんが来ると思うので、良いゲームを見せたいと思います。

——守備で気をつけていたことは?
もちろんロペス選手が出てくることは想定していました。北野監督のこともよく知っているので、何かしてくると思っていました。ただ我々の南選手や高橋選手も海外の選手と対戦する国際大会をかなり経験しているので、身体の大きな選手に対して先に懐に入るなど、冷静にやろうとしていました。カバーリングは意識していましたが、そんなに多くのことは準備段階で言っていません。

——前節よりも攻撃がスムーズだった印象です。
ベレーザの連続した守備に比べると、今回は単発なところもありました。後半は特にボールを持てる時間が多くなって、意図的にワイドを作って真ん中も使っていけたらという話はしていたので、そこを出せてリズムが良くなったと思います。攻撃のポジションのメリハリができてきたことが良かったと思います。

FW #9 菅澤優衣香 選手

——ゴールシーンを振り返ってみて

水谷選手から裏に良いボールが来て、相手のポジションが変わった時で気を付けていて、相手も勢いよく守備にきていたので落ち着いて返してゴールに流すだけだったので、しっかり決めることができて良かったかなと思います。

——埼玉ダービーに向けて

ダービーということですごく注目もされると思うので、この勢いを次の試合で活かしていけたらいいと思います。しっかり勝点3取れるように頑張ります。

——攻撃面での課題

ノジマさんはゴール前をしっかり固めてくるというのは分かっていたので、なるべくボールを横に揺さぶりながらチャンスを狙っていこうというところでした。最後の崩しというところがなかなか上手くいかなかったのですが、自分たちがボールを持ってポゼッションするということができたので、あとは最後のところをしっかりとやっていくということが今のチームの課題なので、全員でしっかり修正できたらいいなと思います。

——相手の対応に対して何か話はしていたのか

横のズレだけだと相手はすぐ修正しやすく裏を狙うことが1番嫌だと思うので、そこを狙いながら横を揺さぶるというところをやろうと話していたので、上手く併用できたのではないかなと思います。

——2戦連続でのゴールとなりました

2戦連続ゴールはすごく嬉しいです。去年もそうでしたが、自分自身がゴールを決めてチームを勝たせることができたらいいと思っているので、その気持ちがしっかりプレーに出たのかなと思います。

——髪色がガラッと変わりました

寒色系が多かったので、今回は暖色系にしてみました。この色にしてから点が取れていると思います。

DF #7 高橋はな 選手

——ホーム開幕戦で勝利した心境は?
たくさんのサポーターの皆さんの前で点を取って勝利できたことが最高に嬉しかったです。下部組織の選手たちや運営スタッフの方々が朝から良い準備をしてくれたおかげで開幕戦を開催することができたので、感謝の気持ちを伝えたいです。

——得点シーンを振り返って。
まずはチームで、セットプレーで得点を取ろうという話をしていたので、入り方の練習はしていました。あとは猶本光選手が触るだけの良いボールをくれたので。みんなに感謝しています。

——次戦への抱負。
埼玉ダービーということで、選手もファン・サポーターの皆さんも熱い戦いをしたいと思っているので、良い準備をしてがんばりたいです。個人としては目の前の相手に負けないことを意識して、全力で取り組みたいと思います。

——前節の試合前の練習後、男子のジュニア、ジュニアユースのチームが拍手で送り出すことがあったと聞きましたが、いかがでしたか?
コーチ陣も含めて練習が始まる前の貴重な時間に、私たちの練習が終わるのをずっと待っていてくれました。なかなか接する機会がなかったのにもかかわらず、がんばってくださいと声をかけてくれて、おかげで開幕戦もしっかりがんばれました。

——男子チームの宇賀神選手や槙野選手もWEリーグ開幕に向けて盛り上げに協力してくれたと思いますが、浦和レッズとしての一体感を感じましたか?
他のカテゴリーの選手たちが気にしてくれることが私たちにとって大きな力になりました。普段から男子チームの試合を毎試合のように観てたくさんの刺激をもらっているので、実際にすごい舞台で戦っている選手たちから言葉を頂けたことは、選手全員の力になっています。

——今はセンターバックでプレーする気持ちが強いですか?
チーム状況に合わせてです。今は練習からセンターバックでずっとプレーしていて、監督・スタッフやチームメイトも信頼してくれていると思うので、センターバックというポジションに対してしっかりできることを日々の練習からやっていければと思います。

——ロペス選手への対応で気をつけたことは?
アンダー世代の国際大会で海外の選手と対戦する機会はあったので、まずはロペス選手のフィジカルを活かしたようなサッカーをさせないことを意識しました。ロングボールの対応は南選手、池田選手と声をかけ合いながらチームとして対応できたと思います。

ノジマステラ神奈川相模原

北野誠 監督

——おおよそ狙い通りの試合運びになったのでは

ただDFを上げるタイミングがまずかったなといのはあるので、僕のミスだと思いますし、あの失点以外は狙い通りにいけたかなと思います。

MF #10 脇阪麗奈 選手

——試合を振り返ってみて

前半からアグレッシブにいこうということで、全員で連動しては入れたので悪くはなかったのですが、1本のセットプレーで浦和さんが決めきる力が上だったので、思うようにゲームを運べなくなったところが今日の結果に繋がったのだと思います。

——チームの立て直しに必要なこと

1本のシュートを決めきるところで試合展開が変わってくると思うので、もっと決定力を上げていけたら自分たちの試合展開に出来ると思うので、もっと得点を挙げたいです。

——外国籍選手と練習してみて感じること

長年プロサッカー選手としてやってきていて準備の段階から違うので、そういったところが凄いなと思いました。精度も高いですし、持ってるポテンシャルも違うと思うので良いところは吸収していこうと感じています。

——敗戦の中での収穫

前節よりボールを握りながら攻撃できた部分は成長したとゲーム中に感じました。

——ホーム開幕戦への意気込み

今日負けてしまったので、しっかり切り替えます。ホーム開幕戦なのでお客さんもたくさん来てくれると思うので、絶対勝つという強い気持ちをプレーに出していきたいです。

——ロペス選手のポストプレーからシュートに繋がる形は手応えがあったか

先週よりロペス選手もコンディションを上げてきて、練習中もよく体が動いていて連携面でも開幕戦よりできていたので、その面は良かったかなと思います。


FW #20 松本茉奈加 選手

——試合を振り返ってみて

前回0-0でマイナビと戦って自分たちも団結した部分があったので、前回女王に対してチャレンジャーという気持ちで挑みました。プレシーズンマッチでは、前半早い時間に失点してしまうことが多かったので、最初の15分まずは絶対耐えようという話を全体でして、引くことなく前からプレスして、裏で自由にやらせない気持ちを持ってやっていました。0-2で負けてしまったのですが、全部が全部だめだったというわけではなく収穫もあったので、次の試合に向けて改善する部分ともっと求めていく部分を全員で確認してやっていきたいなと思います。

——ロペス選手と2トップを組んでみて

ロペス選手が入ることによって起点になる、相手の脅威になるという部分でそこを囮にすることもできていたのではないかなと思います。

——ホーム開幕戦でどんなサッカーを見せたいか

今回負けてしまったという点もありますし、次の試合がホームでの開幕戦なので今日の試合よりもっと強い気持ちをもたなければいけないと感じましたし、サポーターの方に初勝利を相模原のピッチで見せたいです。

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