「WEリーグさん、ちふれさん、クラブのみなさんと、地域や社会貢献に対する想いを共有しあい話し合いを重ねて、今回のWE ACTION DAYが実現しました」とSOMPOホールディングス株式会社の山中紗恵子さんは、実施に至る経緯を教えてくれました。
今回のWE ACTION DAYの場となったSOMPOケアは、SOMPOグループのひとつで、有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅・グループホームの運営、居宅サービス事業を行っています。SOMPOグループが掲げる「“安心・安全・健康”であふれる未来へ」を実現するために、地域に根ざし、一人ひとりの想いに寄り添う『介護の総合ブランド』として全国各所に展開する中で、SOMPOケア川越霞ヶ関も、地域に根差したデイサービスを展開。
「SOMPOケア川越霞ヶ関は、『過去にやっていたことが再びできるようになる。現在できていることを続けることができる。未来も元気に大好きな川越で過ごす』が合言葉です。埼玉県川越市に根差した当施設のご利用者さまは、川越で生まれ育ち、この地域を深く愛する方ばかりです。今回、川越市をホームタウンとするEL埼玉のみなさまや、地元企業であるちふれさんと一緒に、ご利用者さまが笑顔になれるイベントに参加できたことを大変うれしく思います」とSOMPOケア川越霞ヶ関・管理者の岩瀬茜さん。



続いて第2部は、EL埼玉の浅野菜摘選手、荒川恵理子選手が“先生”として登場。利用者のみなさまと、身体を動かすレクリエーションを行います。




このヒモトレは、普通の丸紐を使いますが、丸紐がないときとある時では、可動域が変わります。利用者も即効性を感じた様子で「動かしやすいし、身体がポカポカする」とうれしそうな表情が広がっていました。
次は浅野選手がリードする運動へ。「私は手を使うGKというポジションの選手なので、手を使って身体を動かしていきましょう。ゆっくり動かすのもポイントです」とアドバイス。体を横に曲げる運動の簡単バージョンなどを実践していきますが、利用者は座ったまま、スタッフは立って行うなど、一人ひとりの状況にあったバリエーションをつけながら行いました。
途中からは小さなボールを使って手を動かしていくと、「身体が動かしやすいし、楽になる」とスタッフのみなさまからも驚きの声が上がるほど。1つの運動は1〜2分ほどですが、短時間でも効果的な運動になったようです。
そして第2部の締めは、浅野チーム、荒川チームに別れて、ボールをパスする競争にトライ。最初は手でパスを出し、続いて足でパスを出す方式です。順調に進む浅野チームに対して、荒川チームはボールがそれてしまうシーンなどもありましたが、「こっちにパスをして!」「うまく投げられた」と利用者の表情や声も明るく、楽しそうな笑い声が響く時間を過ごしました。

最後に、浅野選手と荒川選手がプロの技を披露。美しいキャッチングや豪快なヘディングに大きな拍手と「すごい!かっこいい」と声が上がる時間を経て、第2部が終了しました。
浅野選手、荒川選手には利用者のみなさまが手作りをした記念品が贈呈され、「今度は試合を見てみたい!」「応援しているのでがんばってね」と声をかける場面も。ぐっと距離感が縮まり、温かな交流になりました。
美容に始まり、健康への意識も高まった1日を振り返り、利用者は「メイクはとても楽しかったですし、きれいになってうれしかったです。サッカーはやったことがありませんでしたが、パスをしたり、蹴ったり。とても楽しかったです。選手たちも明るくて話しやすかったですし、これからもがんばってください!」と話してくれました。
「みなさんの顔がどんどん明るくなって、見ていてとても幸せな気持ちになりました。EL埼玉のみなさん、ちふれホールディングスのみなさん。そしてWEリーグのみなさんと実施に至るまでに時間をかけてきましたが、それぞれの持つ強みが“地域”でつながって、とても有意義な活動になったと感じます。新しいカタチのWE ACTION DAYになったのではないかなと思いますし、SOMPOケアはさまざまな地域で展開をしているので、各チームでこうした試みが広がったらうれしいですね」と山中さん。
今回は、川越を舞台に、SOMPOグループ×WEリーグ/ちふれASエルフェン埼玉が手を携えて行ったWE ACTION DAY。
浅野選手と荒川選手も「今まで高齢者施設に行く機会がなかったのですが、SOMPOグループさんがリーグのタイトルパートナー企業となってくださったからこそ、今日のように、みなさまと触れ合う時間につながりました。みなさまがとても元気で、私たちも力をもらいましたし、新鮮な時間で楽しかったです」と振り返ります。
第2部のメニューは、今回も選手たちが中心となってクラブスタッフと相談しながら組み立てられていたそう。その中で、ハプニングなどもおきますが、その場の状況に応じてメニューを変えたり、伝え方を工夫したりと臨機応変に進められていました。
「ポーズをするゲームでは、ほうれい線という言葉を使う予定が、ほうれん草と“言い間違い”“聞き間違い”がおきましたが、みなさまも明るく笑いながら、真剣にトライしてくださいましたし、それも面白かったです」と選手たち。
EL埼玉は、TSUDOIプロジェクトなどを通じた社会貢献活動や地域交流を選手主体で行っていますが、そこで培った経験が、今回も随所に発揮される形にもなっていました。
SOMPOケア川越霞ヶ関が、明るく楽しい笑い声に包まれたWE ACTION DAY。今回の取り組みをきっかけに、WEリーグはこれからもパートナー企業のみなさまと各クラブ。そして地域のみなさまを結びながら、地域活性や社会貢献につながる、笑顔あふれる活動を続けていきます。

SOMPOホールディングス株式会社 山中紗恵子さん
「今回のWE ACTION DAYは2部構成で実施しました。第1部ではちふれホールディングスのみなさまのご協力でメイクアップなどを行いましたが、利用者のみなさまのお顔がどんどん輝いていく姿が、見ていてとてもうれしかったです。幸せな空気に包まれていましたし、自然に笑顔が生まれていたので、素敵な時間になったと思います。第2部では浅野選手、荒川選手が登場してくださり、利用者のみなさまと選手たちの距離感がどんどん近くなって、とても楽しい雰囲気での実施でした。こうした温かで優しい空間を、WE ACTION DAYに関わるすべてのみなさまとつくれたことがとても良かったと思います。特に今回は、『何をしたいのか』を丁寧に話し合って進めていく中で、皆さんと同じ方向を向いて活動を行うことができたと実感しています。それぞれの強みがいかされるWE ACTION DAYになりましたし、今後もこうした取り組みをみなさまと続けていきたいです」
SOMPOケア川越霞ヶ関 岩瀬茜さん
「ご利用者さまが『久しぶりにメイクをしてみようかな』と感じるきっかけになったこと、そして皆さまの素敵な笑顔を見れたことを大変うれしく思います。この機会を通して、外出するときに『口紅だけでも塗ろうかしら』という気持ちになっていただけたらすごくうれしいです。選手の方々と身体を動かしたレクリエーションでは、健康増進の良い機会になりましたし、何よりチームの一体感が深まったように感じました。地域に根ざしたデイサービスを目指す私たちにとって、今日の活動で、ご利用者さまの地元愛がより増したのではないかと思います。職員も選手の方々と交流させていただいたことで、よりクラブ愛が高まりました。これからもみなさんと一緒に地域を盛り上げていけるよう努め、WEリーグもEL埼玉も、より応援していきたいと思います」
ちふれホールディングス株式会社 小村理恵さん
「美容支援活動は年間で40回ほど実施しています。高齢者施設を訪れることもありますが、今回は特に利用者のみなさまの表情がどんどん生き生きして、すごく楽しそうにされていました。美容の力を改めて再認識しましたし、できることをできる範囲で行う楽しさを、みなさまにも体験いただけたのかなと感じています。私たちがWEリーグクラブの運営を行うようになり、美容支援活動とスポーツをつなげる活動ができないかと常に考えている中で、今回のWE ACTION DAY実施につながりました。女性が活躍するプロサッカーリーグだからこそ、地域のみなさまやファン・サポーターのみなさま。そして、選手たちにも美容の楽しさや美容そのものに興味を持っていただけたらうれしいですし、WE ACTION DAYを通じて女性たちの活躍をちふれが支える一助になればいいなと思いながら、今後もみなさまと手を携えた活動を行っていきたいと、改めて思う1日となりました」
ちふれASエルフェン埼玉 浅野菜摘選手
「パートナーのみなさま。クラブ、WEリーグのみんなで協力し合って、いい形でのWE ACTION DAYになったと感じます。これまで取り組んできたWE ACTION DAYは子どもたちを対象とすることが多かったのですが、私たちが活動する地域には、さまざまな人たちがいます。その中で今回、WEリーグのタイトルパートナーであるSOMPOホールディングスさんのご協力があって、初めて高齢者施設を訪れることができました。どういうことをしたらいいかな。どういうふうに伝えればいいのかなと不安も少しありましたが、みなさまがとても元気で明るくて、一緒に活動をして、私たちがパワーをもらいました。本当にやって良かったなと思いますし、高齢者の方々と触れ合う機会も、もっともっとつくっていきたいです」
ちふれASエルフェン埼玉 荒川恵理子選手
「高齢者施設を訪れて活動を行うのは初めてでした。とても元気に取り組んでいていただいて、私自身もすごく楽しかったです。実施内容はクラブスタッフと相談しながら決めましたが、みなさん笑顔で取り組んでくださり、『この方法も楽しいよね』と臨機応変に楽しめました。SOMPOホールディングスさんをはじめとするパートナーのみなさまがお力を貸してくださることで、私たち選手も貴重な経験を得ることにつながります。今日のように実際に地域のみなさまが過ごす施設に行かせていただけるのは、すごく大切でうれしいことです。SOMPOケア川越霞ヶ関でもスローガンを拝見し、心にグッと感じるものもありました。こんなふうにみなさんの毎日や生活に少しでも寄り添った活動や取り組みを、パートナーのみなさま、WEリーグ。そして、私たち選手を含めたクラブが手を取り合って、行っていきたいです」