公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)は本日、WEリーガーやWEリーグ周辺ではたらく方にスポットライトをあてたドキュメンタリー特別動画シリーズ「WE LIFE ~WEリーグの主人公たち~」第24回を配信しました。第24回は、ちふれASエルフェン埼玉吉田莉胡選手。ちふれASエルフェン埼玉マリU-15,U-18を経て、トップチームへと昇格した生え抜きのフォワード。22歳にして背番号10を託され、キャプテンとしてピッチに立つ吉田選手は、クラブを象徴する存在となっています。周囲の後押しも受けながら、キャプテンという大役に挑戦することを自らの成長の機会と捉え、チームを前へと導いています。期待と責任を背負いながら、着実に歩みを進める吉田選手の素顔に、ご注目ください。
本動画シリーズは、WEリーグシルバーパートナーであるパーソルグループとともに制作・配信しており、たくさんの人々が性別を超えてさまざまな職業や役割で活躍する様子を社会に伝え、キャリア支援にもつなげていくことを目的としています。WEリーグ公式YouTubeやパーソルグループ公式YouTubeなど各メディアにて順次公開します。
第24回は、ちふれASエルフェン埼玉の吉田莉胡選手に密着。このクラブで育ってきた自分だからこそ、背負うものがある。チームを背負い、恥じないプレーを貫く覚悟とともに、ピッチに立ち続けています。チームを引っ張る力強いプレーの裏にあるのは、自身のパフォーマンス向上のために積み重ねる日々の努力。クラブの顔として、期待と責任を背負いながら、着実に成長を続けています。そして迎えるのは吉田選手にとって特別な一戦。長年の埼玉県のライバルチーム・三菱重工浦和レッズレディースとの最終節。その試合にかける強い想いにも迫ります。
「WE LIFE ~WEリーグの主人公たち~」
第24回 吉田 莉胡選手(ちふれASエルフェン埼玉)
吉田 莉胡選手 プロフィール
2002年6月18日生まれ、埼玉県出身
ポジション:MF
ちふれASエルフェン埼玉マリU-15,U-18を経て、高校3年時にユースチームに在籍しながらトップチームが所属するなでしこリーグ2部に初出場。2021年1月にトップチーム昇格が発表され、同年9月に開幕したWEリーグでは、当時19歳ながら開幕戦から先発フル出場を果たしている。22歳にしてすでに、リーグ戦通算82試合18得点(第21節終了時点)という戦績を残す。現在は背番号10を背負い、キャプテンとしてチームを牽引している。
中学生のときに、ちふれASエルフェン埼玉に来た選択は、間違ってなかったと、プロになった今感じています。
私のようなユース上がりというバックグランドを持った選手が試合で活躍して、トップチームに昇格したらこういう未来があると、希望を持ってもらえる存在になりたいと思っています。
キャプテンになってからは、これまで以上に「このクラブを強くしたい」という気持ちが強くなり、「やらなきゃ」という責任感が芽生えてきました。少しずつですが、いい方向に成長できていると感じています。
チームとしては、WEリーグ開幕から2シーズン(2021-22/2022-23)連続で最下位という結果でしたが、そこから少しずつチームも強くなってきて、今は成長してきている段階です。この先、リーグ優勝を目指せるようなチームになっていきたいなと思っています。
※本企画は、WEリーグ公式YouTubeやパーソルグループ公式YouTubeなど各メディアにて順次公開します。
WEリーグ公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCCp4d48-EN9WQRmfX9YQjIA
パーソル公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCb8AjQVp414IadpW5BKH6hA
【パーソル】WEリーグ応援特設ページ:https://www.persol-group.co.jp/special/weleague/
デビュー当初から、彼女のプレーにはどこか"華"がありました。
それでいて、泥臭く、ハードワークもいとわない。 そんなプレーに、私は自然と目を奪われていました。
今回の取材では、その魅力の根底にあるもの―― 言葉では語り尽くせない、彼女の中に宿る強い意志や信念に、少しだけ触れることができた気がします。 三菱重工浦和レッズレディースのアカデミーに落選し、 ちふれASエルフェン埼玉のアカデミーに入団して歩み始めたプロキャリアは、決して平坦な道ではありませんでした。 けれど、だからこそ「負けず嫌いな吉田莉胡」は、困難を乗り越えるたびに、より強く、よりしなやかに成長してきたのだと感じました。 キャプテンとして、プレーでチームを背中で引っ張る。 誰よりも全力で走り、戦い抜く姿勢は、チームのため、そしてファンサポーターのためにある。 その姿に、プロとしての矜持を見ました。 彼女がいつか、日の丸を背負い、実直で献身的なプレーで世界と戦う日が来る。 そんな未来を、私は心から楽しみにしています。
WEリーグの誕生により、女子も「プロサッカー選手」という職業を目指せるようになりました。WEリーグでは、プロになった選手たちはもちろんのこと、たくさんの人々が性別を超えてさまざまな職業や役割で活躍しています。本企画では、「女子サッカー・スポーツを通して、夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する」という理念を持つWEリーグとグループビジョン「はたらいて、笑おう。」を掲げるパーソルグループの取り組みとして、WEリーガーやWEリーグに関わる人々に密着し、人生観やはたらき方に対する価値観について紹介します。すべてのはたらく人々を支援しているパーソルグループとWEリーグで協働し、たくさんの人々が性別を超えてさまざまな職業や役割で活躍する様子をこのドキュメンタリー動画を通じて社会に伝えていくことで、WE ACTION MEETING※ 参加選手から出た課題でもある「女性のネガティブ面ばかり取り上げられる問題」への課題解決につなげるとともに、「WEリーグ」に関わる選手・スタッフへのキャリア支援、女性活躍推進に貢献してまいります。
※第8回 WE ACTION MEETING レポート:https://weleague.jp/news/1533/