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レポート
2024.07.08
第2回WE DIALOG  レポート


公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)は、第2回目となる「WE DIALOG」を開催しました。昨年11月に開催した第1回目と同様、日本プロサッカー選手会(JPFA)女子支部に所属する選手の代表者と、WEリーグ・公益財団法人 日本サッカー協会(JFA)のメンバーが一堂に集まり、直接コミュニケーションをとりました。

開催日時

2024年6月6日(木)

開催場所

WEリーグ後楽オフィス(トヨタ東京ビル)

東京都文京区後楽1丁目4-18 トヨタ東京ビル

参加者

JPFA

有吉佐織 副会長 大宮アルディージャVENTUS

松本泰介 副会長 JPFA業務執行理事/弁護士

石淵萌実 支部長 アルビレックス新潟レディース

上野紗稀 副支部長 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース

佐藤楓 クラブ代表者 マイナビ仙台レディース

五嶋京香 クラブ代表者 大宮アルディージャVENTUS

平田ひかり クラブ代表者 ノジマステラ神奈川相模原

黒沢彩乃 クラブ代表者 日テレ・東京ヴェルディベレーザ

瀬戸口梢 クラブ代表者 ちふれASエルフェン埼玉

船田麻友 クラブ代表者 INAC神戸レオネッサ

森中陽菜 クラブ代表者 セレッソ大阪ヤンマーレディース

小川愛 クラブ代表者 サンフレッチェ広島レジーナ

近賀ゆかり アドバイザー サンフレッチェ広島レジーナ

川澄奈穂美 アドバイザー アルビレックス新潟レディース

鮫島彩 アドバイザー 大宮アルディージャVENTUS

島田譲 オブザーバー アルビレックス新潟/WEリーグ理事

*島田WEリーグ理事はオンライン参加


WEリーグ

髙田春奈 チェア

小林美由紀 業務執行理事

松岡けい 業務執行理事


実行委員

鈴木康之 ちふれASエルフェン埼玉 代表取締役社長

山本英明 アルビレックス新潟レディース 代表取締役社長


JFA(オブザーバー) 
 

佐々木則夫 女子委員長 

平井徹 女子部 部長

小泉朝香 1級審判員


冒頭、有吉佐織JPFA副会長より、WE DIALOGの目的である、JPFA・JFA・WEリーグの三者での協議を通して日本女子サッカー界が一体となって進んでいくことを参加者全員へ改めて周知されました。

髙田チェア、鈴木実行委員からの挨拶の後、試合日程やリーグの盛り上げ施策について、接触プレー時の対応、審判員も含めたサッカーに関わる女性がライフステージにかかわらず輝き続けることができる環境の創出についてなど、様々な項目についてディスカッションを行いました。

参加者全員が、日本の女子サッカー発展という目的のもと、どの項目についてもそれぞれの立場から前向きな発言と多くの意見交換があり、活発なディスカッションが行われました。

今後も定期的に今回のようなミーティングを開催しながら、WEリーグが掲げる理念やビジョンを実現するための様々な活動を行っていきます。

WEリーグ チェア 髙田春奈 コメント

2回目の「WE DIALOG」も真剣に臨んでくださる選手の皆さんのおかげで充実した話し合いとなりました。クラブ、リーグ、協会、選手、それぞれ置かれている環境や立場の中で難しいことも多くありますが、このような対話を踏まえて出てきた課題を一つ一つ改善を積み重ねた先に、明るい女子サッカーの環境ができてくると思います。

また今回参加してくださった女性審判員の声を踏まえて、一緒に試合を作り上げていく仲間としても信頼関係構築につなげていくとともに、サッカー界に関わる女性の環境改善につながっていくきっかけにもしていきたいと思います。

今後もWEリーグに関わる皆様との対話を通して、WEリーグの理念実現、その先にあるサッカー界の発展とより良い社会づくりに少しでも近づいていきたいと思います。


今後もこのWE DIALOGをはじめとした、コミュニケーションを継続しながら、これまでの枠にとらわれない、より良いリーグを共に作っていきたいと思います。

JPFA副会長 有吉佐織 コメント

第2回WE DIALOGを開催できたことを嬉しく思います。

今シーズンを闘い終え、選手の想いだったり、チームやリーグの課題といったところを、それぞれの立場でいろいろな角度から意見交換をすることが出来ました。

このような機会を作ってもらい、リーグやクラブが考えていることや選手が知らなかったことを共有することで互いが理解できるところもありますし、選手自身が意見することによって、それぞれがさらに1人のプロサッカー選手として自覚する良い機会だとあらためて感じました。

全員が目指すところは日本の女子サッカーの発展であり、WEリーグを世界一のリーグにするためにということを前提にとても有意義な時間となりました。 WEリーグや日本の女子サッカーの未来のためにも、引き続きWE DIALOGを継続していきたいと思います。

JPFA女子支部長 石淵萌実 コメント

第2回WE DIALOGに参加させていただきありがとうございました。

WEリーグ、JFA、クラブ、審判員、選手会と様々な立場の方々が一堂に会して活発なディスカッションが行われ、とても有意義な時間となりました。

第1回同様ですが、どのようなトピックに関しても表面上ではない率直かつ建設的な話し合いが展開されているのは、「日本の女子サッカーをより良いものにしていきたい」という共通の目的があるからだと感じることができました。

それと同時に、日本の女子サッカー界発展のために何ができるのか、どのような環境整備が必要なのかを年齢や経験、経歴に関わらずもっともっと選手自身が考え行動していくことが大切だと強く感じました。

今後ともWE DIALOGを通じて、いろんな立場の人が歩み寄って価値のあるリーグ、女子サッカーをつくっていけたらと思います。

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