*画像はノジマステラ神奈川相模原とのWE MEETINGから抜粋
公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)は、WEリーグに所属する選手と髙田チェア・小林理事とが直接コミュニケーションをとる「WE MEETING」を、各クラブと開催。2021年のリーグ開幕時からはじまり、今年で4回目となります。今回は、オンラインだけでなく対面でも開催をしました。
髙田チェアからは、WEリーグの理念と2023-24シーズンの取り組みについて、小林理事からは、世界の女子サッカーのトレンドやWEリーグのフットボールの特徴についての共有を実施。その後、選手自身がリーグ開幕時に作成をしたクレド(行動規範)についてディスカッションを行いました。
髙田チェアに対する感想では、「Home of .WE ※ に行ったときに喜んでくれたお客さんがいたので、選手自身としてもなにか協力できればと思った」や、「女子サッカーに興味がない人達でも楽しめるスタジアム作りや選手向けの相談窓口設置など、3年目にして色々やってくれていることは選手として嬉しい」など、リーグが始めた活動へ積極的に協力したいという感想を述べる選手が多くみられました。
※ WEリーグおよび日本女子サッカーの情報発信拠点
小林理事の共有に対する感想は「2023 FIFA女子ワールドカップでの日本の活躍により、日本の女子サッカーの評価が高く、女子プロサッカーの凄さをもっと日本で伝えていく必要があると思った」「世界で日本が評価をされていることをどのようにして日本国内に伝えるのか、また、WEリーグでわたしたちがその評価に相当するプレーをできているのかを見つめ直すことができた」など、世界から日本の女子サッカーが評価されているということを知り、トップリーグにいることに誇りを持ちつつ、これからもプレーしていきたいというコメントが多くみられました。
クレドを通したディスカッションでは、「作られた時からすごく良い印象。これからも意識していきたいし、やはり自分が、私たちが主人公にならないと!と思っています」など作成時の想いを振り返るきっかけや、「クレドという存在をあまり分かっていなかったが、いろいろな思いが詰まっていて様々な方の支えがあってのクレドだなと感じた。だからこそ、もっとプレーで魅せていけたらいいなと思う」など、改めてクレドが選手の皆さんに浸透する機会となりました。
他にも「過密日程を避けるためにどうすれば良いか」「観客数を増やすためにできることはなにか」などのディスカッションも生まれ、選手たちが感じている課題を把握するとともに、実情を共有しつつ今後の方針を議論することができました。
WE MEETINGは、WEリーグ所属の全選手とチェアとが話す貴重な機会です。短い時間でしたが、WEリーガーの意見や気持ちを直接知ることは、リーグとしても非常に重要なことだと考えています。
今後も選手とリーグの相互理解を深め、WEリーグが掲げる理念やビジョンを実現するための様々な活動を共に行っていきます。
「チェアやリーグの理事と全ての選手が直接的に意見交換する機会はとても貴重でしたし、話を聞いてより一層気が引き締まった」
「世界で日本のサッカーが評価されていることから、日本のサッカーの価値が上がっていることを感じた。もっと世界に近づいていけるように、選手自身の一人一人の価値を高めていく必要があるなと感じた」
チェア就任後、昨年に続き2回目の開催となりましたが、2023‐24シーズンの動きを知っていただける良い機会になったと思います。これまで同様、選手の皆さんが積極的にWEリーグを良くするために何ができるかを考えてくれる姿が、心に残っています。そしてそれが選手たち自身で考えたクレドを通して、改めて女子サッカー選手としての意義を感じられたようにも思えました。
オンラインで全員参加ということもあり、限られた時間の中ですべてを語ることはできなかったと思いますが、他の選手の発言に耳を傾け、普段聞けない意見を聞けたことをポジティブにとらえている方も多かったように思います。
また今回は2クラブでリアル実施をさせていただき、素の表情を見ることができたことも大きかったです。リアルでの実施では、選手間のコミュニケーションがとりやすく、より意見を出やすかったように思います。また、選手が普段どのような環境の中で練習しているかを知り、クラブスタッフの皆さんの日々のご努力も知ることができました。
関わってくださった皆様、改めてありがとうございました。
WEリーグの開幕前から始まり、4回目のWE MEETINGとなりました。2023-24シーズンのWEリーグの取組やテクニカル面での特徴など伝えました。選手たちが知らないこともあった為、WEリーグの一番のプロモーターである選手の皆さんに、継続的に情報を伝えていくことが大切だと思いました。また、選手の皆さんの意見や要望を直接聞くことができましたので、今回頂いた意見や思いを今後のリーグに活かしていきたいと思います。シーズン終盤のお忙しい時に調整していただいたクラブ、選手の皆さんありがとうございました。