マイナビ仙台レディースは2024年2月17日に宮崎県延岡市でWE ACTION DAY「サッカー教室in延岡市 九州にWEリーグを広めよう!」を開催しました。ウィンターブレイク中にキャンプを行った延岡市でサッカー教室を開き、選手28名がコーチ役となり、地元の女子サッカーチームに所属をしている小中高生約50名が参加しました。WEリーグのない地域で、WEリーガーとふれあえる貴重な機会となりました。
マイナビ仙台レディースが延岡市でウィンターブレイク中にキャンプを行うのは3回目。「サッカー教室」は昨年に引き続き、2回目の開催です。延岡市、延岡市サッカー協会、延岡市教育委員会、アスリートタウンのべおか、JBグループ延岡と連携を図り、子どもたちと交流を深めることで女子プロサッカーの認知度を高めたいとの想いから企画されました。
まずは、学年やレベルごとのグループに分かれて、基礎練習からスタート。「パスやドリブル、トラップなど基本的なプレーはプロになっても大切な技術だよ」と選手からアドバイスを受け、参加者は真剣に取り組みました。ドリブルの手本を実演した遠藤ゆめ選手は「ドリブルはタッチを細かくするのがポイント」とコツを教え、華麗なドリブルを披露しました。
続いて、試合形式のゲームでは選手と参加者がチームメイトになってプレー。参加者全員がサッカーチームに所属していることもあり、ハイレベルなゲーム展開となりました。得点をすると選手たちとハイタッチしてよろこび合い、プロの技術を間近で体感することができました。
最後の質問コーナーでは、参加者が積極的に手を挙げて質問をします。「どうやったらプロ選手になれますか?」という質問には、「自分の良さを伸ばせるように毎日を積み重ねて、仲間と協力してほしい」とアドバイスをしました。
サッカー教室が終了すると、参加した子どもたちに仙台銘菓「萩の月」をプレゼント。写真撮影やサイン会をして、参加者とマイナビ仙台レディースとの交流を行いました。
中島依美選手は「延岡市の子どもたちと短い時間でしたが、サッカーを通じて交流をすることができ、とても楽しかったです。サッカー教室を含め、キャンプのためにさまざまなご支援をいただいた延岡市の方々に感謝をしたいです。子どもたちの笑顔に触れてパワーをもらいました」とうれしそうに語りました。