セレッソ大阪ヤンマーレディースは2024年2月10日に大阪府大阪市にあるヨドコウ桜スタジアムで「レッハリ・セレッソ大阪ヤンマーレディース特別未来授業!!」を実施しました。このワークショップはALL WE ACTION DAYの取り組みとして開催されました。ラグビーリーグワンの『レッドハリケーンズ大阪』の2選手を講師に招いて、小学生と一緒に「夢を持つことの大切さ」について考えました。
セレッソ大阪ヤンマーレディースは今季からWEリーグに参入したため、今回が初めてのWE ACTION DAYの活動となります。ワークショップには一般公募した小学4~6年生の14名と選手27名が参加。今回の企画は、同じホームタウンで活動するラグビーチーム『レッドハリケーンズ大阪』に協力を仰いで実現しました。
まずは、“特別未来授業”と題してレッドハリケーンズ大阪の栗原大介選手と光井勇人選手が「夢を持つことの大切さ」について講義をしました。45分に渡る講義の中では、夢を持つことで、「夢をどのように叶えれば良いのか、はっきりと道が見える」「夢によって自分自身が成長できる」と語ります。また、あきらめない気持ちやポジティブな思考、継続して努力することが大事であると伝えました。
続いて、選手と参加者が7チームに分かれてグループワークを開始。レッドハリケーンズ大阪の栗原選手と光井選手がファシリテーターとなり、「大切にしていること」や「どんな人になりたいか」について考えました。セレッソ大阪ヤンマーレディースの選手たちは、参加者がリラックスできるように、優しく話しかけて意見をまとめます。
選手たちは、プロサッカー選手という夢を叶えた先輩として参加者にアドバイスを送りつつグループワークを進めました。最後のグループごとの発表では、「当たり前のことでもきちんと感謝していきたい」「サッカーも人生も楽しみたい」「笑顔で楽しむ、感謝することが大切」など様々な意見が出ました。
今回、同じ大阪をホームタウンにする他競技のクラブとの初コラボレーション企画となりました。レッドハリケーンズ大阪の光井選手は「ラグビーとサッカー、違う競技ですが同じアスリートとしていい刺激になりました」と競技を越えた交流に手ごたえを感じていました。脇阪麗奈選手は「今回このような取り組みができて良かったです。大阪にはいろんなチームがあるので、私たちも一緒に盛り上げられたらいいですね」と、さまざまなスポーツによる地域貢献について語りました。